知られざる小国世界遺産 -アンドラ

マドゥリュー-ペラフィータ-クラロー渓谷

ヨーロッパにはさまざまな世界遺産が保存されているのですが、中にはまったく知名度はないのに世界を圧倒するほどの美しさをたたえている世界遺産もあります。
その世界遺産とはアンドラ公国の南エリアに位置する「マドゥリュー-ペラフィータ-クラロー渓谷」です。

マドゥリュー-ペラフィータ-クラロー渓谷とは、2004年にユネスコの世界遺産に指定されたアンドラにある世界遺産です。

アンドラの世界遺産といっても、場所的にはほぼフランスといっても良いようなスポットに位置しており、非常にミクスチャーな文化が展開しているエリアの内部にあります。

マドゥリュー-ペラフィータ-クラロー渓谷は名前の通り渓谷一帯を世界遺産として登録しているスポットなのですが、そのロケーションはあらゆる世界遺産をも圧倒するほどのものであり、世界中の世界遺産マニアが訪れる恰好の観光地となっているのです。

また、マドゥリュー-ペラフィータ-クラロー渓谷は非常にスケールの大きい世界遺産であり、その広さたるや国土の約八パーセントにものぼると言われています。
4247ヘクタールもあるというだけあって、山脈や河川の織りなす絶景はかなりダイナミックですし、さまざまな世界遺産を観光している方も思わず「世界にはまだまだこんな世界遺産があったんだ」と驚嘆してしまうようなスポットになっているので、観光旅行にマンネリを感じはじめた方にもおすすめです。

なおこの世界遺産には大自然だけではなく、人工のものも多く保存されています。

それらは集落などの場所であったり、山小屋であったり、鉄の精錬所跡であったりと形はさまざまなのですが、七百年も昔からあるというだけあって、非常に趣き深いスポットになっています。

大自然だけではなく、人類の偉業をも垣間見ることができる世界遺産になっているので、複合遺産的な世界遺産を見学したいのであればぜひともこの世界遺産を訪ねてみましょう。

ちなみにこの付近にはスペインの世界遺産も多く保存されている為、一カ所だけではなく他の世界遺産もいっしょに観光することができます。

山深い場所から首都近郊へ移動すると景色の移り変わる様を楽しむことができるので、上手にプランニングしながら観光してみてほしいと思います。

また、「アンドラ公国の位置がよく分からない」という方もいるかもしれませんが、フランスとスペインのはざまにある小国がアンドラ公国であり、見落としがちな国なのですがこの国にもちゃんと世界遺産はありますし、暫定遺産も二カ所保存されているのです。

気になる方はぜひ暫定遺産といっしょにマドゥリュー-ペラフィータ-クラロー渓谷を観光してみてください。

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