旧ソ連地域世界遺産 - ウクライナ

リヴィウ歴史地区

西ウクライナの代表都市リヴィウ歴史地区は、おいしいコーヒーやケーキで有名なヨーロッパの香り漂う古都です。

ウクライナは長い歴史の間に翻弄され、国家として安定して独立したのは20世紀末になってからという国だけあって今も激しい変化の最中にあります。
ウクライナは、ロシアの影響を色濃く受けた東半分と、ポーランドなどの近隣国の影響を受けつつ、現在「ウクライナ的」と言われる要素を保った西半分の2つに分けられると言われています。

リヴィウ歴史地区はその西ウクライナの中心都市で、言語をとってみてもロシア語とウクライナ語が併用される東半分や首都キエフと違い、リヴィウ歴史地区では専らウクライナ語が使われています。

リヴィウ歴史地区がコーヒーで有名なのも、紅茶文化のロシア文化圏とは対照的にヨーロッパ文化の影響の一つです。

リヴィウの中心は、リヴィウ歴史地区として世界遺産に登録され、リノック(市場)広場を中心にして美しい街並みが保存されています。

リヴィウ歴史地区には教会が数多くありますが、観光地としても知られている大聖堂や聖アンドレイ教会はカトリックの教会です。
同じく世界遺産である首都キエフのソフィア寺院は東方正教の教会なので、比較してみるのもいいでしょう。

ウクライナ文化の中心地と呼ばれるように、ウクライナを代表する2つの大学や、「鏡の間」で有名なオペラ劇場、美術館、博物館など文化施設も充実しています。
18世紀の薬局を基にした薬局博物館も、当時の知的水準が高かったことの証で、ここで販売されている鉄ワインは滋養強壮剤として有名です。

また、リヴィウという街の名は、ロシア語でリヴォフとも呼ばれますが、どちらも「ライオンの街」という意味だそうで、街中には500頭ものライオンのモチーフがあるとも言われています。

カフェも充実しており、街歩きに疲れたらぜひ立ち寄ってみるといいでしょう。
街の北東には丘があり、徒歩でも小一時間で上ることができ、ここからリヴィウの街全体を見渡すことができます。

緑に囲まれ見晴のきく気持ちの良い展望台からは、世界遺産となった歴史地区だけでなく、共産主義時代の街並みも見られ、リヴィウのたどった歴史についても考えさせられます。
2012年サッカーワールドカップがウクライナ・ポーランドの共催で開催されたこともあり、リヴィウの街の再建もずいぶん進んだので、きれいな街並みをぞんぶんに楽しめるようになりました。

ウクライナにご旅行される方は、首都キエフだけではなくぜひ西ウクライナまで行き、ウクライナの真髄を味わってみてください。

さらに、リヴィウを西ウクライナの観光の拠点として、中世の要塞城のあるカミャネツ・ポジリスキーやホティン、イースターエッグ博物館のあるコロミア、世界遺産であるチェルニフツィの「ブコヴィナ・ダルマティア府主教の館」などに足を延ばすこともできます。

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