旧ソ連地域世界遺産 - アルメニア

エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡

世界遺産の「エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡」はどちらもアルメニアの首都エレバンの近郊にあります。

アルメニアはコーカサス山脈の南端にあり、トルコ、イラン、アゼルバイジャン、グルジアに囲まれています。
西アジアに含められることが多いのですが、実は4世紀初めに世界で一番早くキリスト教を国教にした国で、今でもアルメニア正教徒が多数派を占めています。

そのアルメニア正教の総本山が世界遺産であり、アルメニア最古の教会である「エチミアジンの大聖堂」です。 アルメニアは当時、東ローマ帝国内で先進的な国で、エチミアジンの大聖堂にものちにビザンチン様式に影響を与えた7世紀のアルメニア建築技術が駆使されています。

エチミアジンの大聖堂は広い敷地の中にあり、敷地内には他にも建物がいくつかあるのですが、世界遺産という事だけあり大聖堂のシンボルは高い鐘楼で、外壁にはアルメニアでよく見る繊細な石細工が施されています。

内部は外観と打って変わって、荘厳でありながらきらびやかな装飾がほどこされており、現在でもアルメニアの最重要宗教施設なのだと実感させられます。
世界遺産の大聖堂には付属の博物館もあり、キリストをついたと言われる「ロンギヌスの槍」や、ノアの方舟の欠片と言われる宝物が展示されています。
ここには世界中に散ったアルメニアのディアスポラ(母国から離散した人々)がクリスマスなどの宗教行事の時に集い、祈りを捧げるそうです。

このエチミアジンの大聖堂からほど近くに、ズヴァルトノツの遺跡があります。
こちらもキリスト教の聖堂ですが既に遺跡になっており、7世紀に建てられたと言われていますが、地震により崩壊したそうです。

ズヴァルトノツの遺跡は全くの遺跡で、聖堂の跡が野ざらしになっています。
当時をしのばせるのは、きれいな円形に配置された柱の数々です。
エチミアジンの大聖堂を参考に、当時の姿を想像してみるのも興味深いです。

「エチミアジンの大聖堂と教会群」と「ズヴァルトノツの考古遺跡」はどちらもエレバンからローカルバスで40分ほどのところにあります。
エチミアジンの大聖堂よりエレバン寄りにズヴァルトノツの考古遺跡があり、同じ主要道路上にあるのですが、なぜか現地の交通の便はあまりよくないので、ツアーに参加して見学するほうが時間の節約になるでしょう。

アルメニアのディアスポラは世界中に拡散していると言われていますが、彼らが祖国を旅するからか、アルメニアの観光業は、隣国グルジアと比べると発展しているようです。 現地の旅行会社のツアーも充実しています。

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