旧ユーゴスラヴィア世界遺産

ストゥデニツァ修道院(セルビア)

世界遺産ストゥデニツァ修道院は、セルビア中央部のクラリェヴォの南西39 km 、風光明媚なイバル川峡谷の近く、ストゥデニツァの河畔に高い防壁に囲まれて建てられています。

中世セルビアの最も重要な修道院で、セルビア正教会の修道院としては最大級のものとされ、セルビア人の精神と芸術の中心地となっています。

セルビア国家を設立し、セルビアを200年間にわたり統治したネマニッチ朝の創始者、ステファン・ネマニャの寄進で1190年に建立されました。
建立から今日に至るまで、ストゥデニツァ修道院は一度も修道院としての役割を失ったことはありません。

世界遺産ストゥデニツァ修道院は、生神女教会と王様の教会という、ともに白い大理石でできた二つの付属教会を擁しています。
生神女教会はドームを備えた単一の身廊を持つバシリカ式の付属教会です。
その東端には三面を持つ後陣があり、拡張された拝廊は西を向き、北側と南側にはそれぞれ玄関ホールがあります。

1230年代には大きなエクソナルテクスが加えられました。
建築物の正面のデザインには白い大理石の板が用いられ、教会内部は凝灰岩のブロックで覆われています。
外観上は、ロマネスク様式とビザンティン様式とが見事に調和して、ラシュカ派という独特の形式で呼ばれ、その中でも最も重要な建築様式とされています。

ビザンチン式の建物配置と、ロマネスク建築から取り入れた大理石の外壁の建物を持つス世界遺産のトゥデニツァ修道院は、中央ヨーロッパ建築の傑作と讃えられています。

生神女教会の北西には国王ミルティンの寄進により1314年に建立され、ミルティン王に因んで「王様の教会」として知られている聖イオアキム・聖アンナ教会があります。

上空から見ると縮めた十字架型になっており、外観上八角形のドームを備えています。
石と凝灰岩で作られており、正面のデザインには漆喰が塗られています。
内壁に13世紀から14世紀にかけてのビザンティン美術の精華と見られる、目を見張るように美しいフレスコ画が描かれています。

ストゥデニツァ修道院の建造物群には、後一つ、付属教会が残っています。

聖ニコラス教会は一つの小さな身廊を持つ教会で、内部のフレスコ画は12世紀か13世紀初頭以降に作成されたと考えられてます。
聖ニコラス教会と聖イオアキム・聖アンナ教会の間には、前駆授洗イオアン協会の建造物もあったのですが、最大で13あったとされる付属教会の残りは今は残っていません。

ストゥデニツァ修道院の見所はやはり素晴らしいフレスコ画です。
各教会に残るビザンティン美術の到達点と言われる芸術品の数々を、世界遺産の持つ独特の雰囲気の中で鑑賞してみましょう。
きっと心が洗われるはずです。

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