アフリカ世界遺産 - ブルキナファソ

ロロペニの遺跡群

アフリカ大陸西部の小国、ブルキナファソ南部ロロペニの町近くにあるのが世界遺産のロロペニの遺跡群です。

ガーナとトーゴ、コートジボアールの国境にほど近いロロペニの町に残された11320平方メートルの遺跡群の範囲には、100m四方に囲まれた高さ6mの石垣がいくつも外壁として残されています。

世界遺産の内部には仕切りとして使われた内壁と、建造物の痕跡や当時の農耕具が残されています。
放射性炭素年代特定法によるとおよそ1000年前に造られたとされていますが、何のために造られたのかは記録が残っておらず不明であり調査が今でも続けられています。

長い間打ち棄てられていたために全容解明までにはしばらく時間がかかりそうです。
おそらくは、当時からこの地で行われていた金の採掘と流通に関連した住まいや保管庫として造られていたのではないかと考えられます。

サハラ砂漠を使用した金の流通は昔から盛んであり、最盛期は14世紀から17世紀前後のことです。
最終的に放棄されたのは19世紀のことです。

わざわざ高い外壁を造ったのは、当時から金の採掘における利権争いが絶えなかったことから、防衛を行う目的であったという面が大きいと推測できます。
お金になるビジネスはとかく争いの原因になるのは今も昔も同じです。

この石垣の建造を行ったのはロロン人ともクランゴ人とも言われています。
この地に多数ある石垣の中から状態のいい10箇所がロロペニの遺跡群として2009年に世界遺産に指定されました。
また、類似の石造りの構造物は多数点在していますが、この場所の保存状態が突出して良好であるのも指定された理由です。

石垣は赤色の風化土であるラテライトと石でできています。
サバンナの中にいくつもの石垣群がある光景は一度お目にかけたいものです。

但し、熱帯地方にあることから雨風、特にスコールにより風化や劣化が進行中です。
最も危機に瀕しているワールド・モニュメント・ウォッチ・リスト100選にも選ばれ崩壊の危機に瀕していますが解決策は見いだせていないのも現状です。

ブルキナファソは日本人にはなじみの薄い国ではありますが、1979年より経済支援を開始、大使館も国内に出来るといった比較的良好な関係を保っている国でもあります。
本国内には日本料理店が誕生し、日本の食の文化を伝えています。

このブルキファソの世界遺産ロロペニの遺跡群はまだまだ大きな謎だらけの遺跡でありますが、今後の調査結果に大いに期待が持てる場所であることは確かです。

ブルキナファソのロロペニの遺跡群は一度見てみたい場所でもあります。

国でさがす
イタリア
スペイン
中国
フランス
ドイツ
メキシコ
イギリス
インド
ロシア
アメリカ
オーストラリア
ブラジル
ギリシャ
日本
カナダ
スウェーデン
イラン
ポルトガル
ポーランド
チェコ
ベルギー
トルコ
オーストリア
ペルー
スイス
韓国
オランダ
ブルガリア
エチオピア
キューバ
アルゼンチン
クロアチア
ノルウェー
フィンランド
ルーマニア
ハンガリー
チュニジア
南アフリカ
モロッコ
スリランカ
アルジェリア
エジプト
タンザニア
インドネシア
ベトナム
コロンビア
オセアニア
南米
中米
西・中央アジア
東南アジア
中東諸国
アフリカ
旧ユーゴ
バルト三国
旧ソ連地域
中央ヨーロッパ
北欧
知られざる小国