アフリカ世界遺産 - モーリタニア

バン・ダルガン国立公園

モーリタニアは、アフリカ西部に位置する、アフリカ連合とアラブ連盟に加盟するアラビア語圏の共和国です。

モーリタニアには2つの世界遺産が存在します。

ひとつは文化遺産に登録されているウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスール、もうひとつは自然遺産に登録されているバン・ダルガン国立公園です。

バン・ダルガン国立公園は、モーリタニア西岸に位置する12000km2の国立公園です。
ティミリス岬を中心として広がる一帯が世界遺産に認定されていて、その面積のおよそ半分は海洋となっています。
沖合では暖流と寒流がぶつかることで潮目が生じる事で多くの魚や海洋哺乳類が集まります。

一帯はサハラ砂漠から流出した砂によって形成される遠浅の地形であるため、1日2階の引き潮の際には海底に太陽光が注がれます。
豊かな環境に、大量のプランクトンや海藻類が繁殖し、そこへ小魚たちが集まると言う環境を形成します。

点在する島々は河口から流れ出した肥沃な砂の堆積しているため、多くの種類の渡り鳥が1年を通して訪れるスポットとなっています。
これらの多様な生物の生育環境から、世界遺産へ登録された所以となっているのです。
特に注目すべきは、やはりその豊富な種類で知られる渡り鳥ではないでしょうか。
モモイロペリカン、オオフラミンゴ、シロペリカン、クロアジサシ、オオソリハシシギ、ダイゼンなど、この地に飛来する渡り鳥の数は、年間を通じておよそ700万羽とも言われる、野鳥の楽園となっています。

遠くはシベリアから飛来する種類もいるそうです。
およそ300万羽がこの地で越冬し、11月~3月がもっとも多くの種類の野鳥を観察する事が出来る観光のベストシーズンであると言えるでしょう。

公園内には、500人ほどの先住民族が今も居住しています。
イルカの習性を巧みに利用したボラ漁で生計を立てるイムラゲン人です。

野鳥たちの保護区であるため、イムラゲン人以外の一般人の公園内への立ち入りは認められておらず、観光はもっぱらエンジンの付いていない船で行われる事になります。

砂漠化が深刻な問題となっているモーリタニア本土とは裏腹に、豊かで美しい海洋と多くの野鳥たちの楽園となっている公園は、生命力がみなぎり、鳥類以外にも多くの魚類や海洋哺乳類に出会う事が出来ます。

また、国外からのアクセスの便が便利ではない事も手伝って、その保護環境は実に良好です。

のんびりとした船旅で、美しい生き物たちとの対面を楽しむ事が出来ます。

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