アフリカ世界遺産 - コンゴ

ヴィルンガ国立公園

コンゴ民主共和国の北東部、ルワンダやウガンダの国境近くにあるヴィルンガ国立公園は、特にマウンテンゴリラの生息地として知られています。
ゴリラの存在自体が科学的に認知されたのは19世紀と新しいのですが、コンゴの高地個体群の亜種であるマウンテンゴリラが数多く生育している地域としてすぐに注目を集めました。
1925年に宗主国だったベルギーにより国立公園に指定されました。

~マウンテンゴリラの楽園~

全世界のおよそ半分が、コンゴ世界遺産のヴィルンガ国立公園内に生息しています。
コンゴの隣国のルワンダで内戦が勃発し、それにより発生した大量の難民が流入した事で一気に環境が悪化しました。

難民が流入した後に生活手段として森を切り開くなどの活動をした際、その地域に生息していた多くの動物が殺されています。
コンゴに逃走してきた武装兵士の攻撃を受けたものもあり、カバは半数近くまで減少しました。

ゴリラの他にもカバの生息地でもあるのですが、いずれも個体数が大幅に減少しています。
また、マウンテンゴリラに関してはわずか300頭しかいなかったものが、大きな犠牲を受けています。

マウンテンゴリラが絶滅の危機にあるということで、1994年に世界遺産の危機遺産に登録されました。

ゴリラの減少の原因は、内戦や密猟だけではありません。
ごくまれにエボラ出血熱がゴリラの間で広まり、命を落とす事があります。

エボラ出血熱は致死率が高く、人間にも感染し現状では治療法は確立していない難しい病気のため、感染すると手の打ちようがありません。

現状では、国内外の政変により複数の武装勢力が国立公園の地域を支配下に置いています。
このためゴリラなどを守るレンジャーの派遣も、コンゴ政府ではなく反政府武装勢力の了解のもとで行われるなど厳しい状況です。

2008年には、ゴリラがレンジャーによって殺されるという事件が発覚しています。
もちろん悪いレンジャーはごく一部で、レンジャーの活動により1980年以降マウンテンゴリラの個体数は倍以上に増えています。

コンゴへの世界遺産を見にくる観光客は2008年にはゼロでしたが、2011年にはおよそ3000人が訪れています。
コンゴの世界遺産ヴィルンガ国立公園の周りにはチンパンジーが棲息するトンゴの森など、他の観光地とも近く便利な場所にあるということで徐々に増加しています。

ゴリラは大柄のために凶暴と思われがちですが、最近の研究によると温和で繊細な動物である事が分かってきました。
しかし、警戒心が強いということもあります。

サファリツアーでヴィルンガ国立公園を訪れた際に、ゴリラの側が警戒して見つけ出す事は困難かも知れません。

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