アフリカ世界遺産 - セネガル

ニオコロ・コバ国立公園

セネガルというとパリ・ダカールラリーのゴールのあるダカールを首都としている事でご存知の方がいらっしゃる事でしょう。
ギニア共和国との国境に近いセネガル南東部にニオコロ・コバ国立公園があります。 西アフリカでは最大の面積を誇る国立公園で、世界遺産に指定されています。 世界遺産の国立公園内をガンビア川とその支流が流れており、支流の一つであるニオコロ・コバ川が国立公園名の由来となっています。 面積は9130平方キロメートルほどです。

世界遺産のニオコロ・コバ国立公園の特徴は、動物の種類が極めて多いという事です。 80種のほ乳類、ナイル川流域にも生息するナイルオオトカゲ、ナイルワニなどのは虫類、330種の鳥類が生息する事が知られています。

特にセネガル最後のゾウの生息地でもあります。 密猟や大干ばつで絶滅の危機にありましたが、現在は保護されています。 ジャイアントイランドというウシ科の大型動物の最後の一群も、この公園内に生息しています。

動物については国立公園当局とフランス海外科学技術調査局が頭数を年次調査しており、ゾウが50頭、ライオンが120頭、チンパンジーが150頭ほど生息している事が確認されています。

植物に関しても、サバンナ地帯でおなじみの太い幹を持つバオバブなど、1500種類ほどが生息しています。

多様な動植物を保護するため、1953年に動物保護区、1954年に国立公園に指定されました。 指定される領域は年々拡大されていきましたが、それぞれが独立に編入されて行った結果、管理が不十分な地域もあり密猟が横行しているという問題を抱えています。 ギニア共和国に存在する、隣接した保護区との統合も検討されているそうです。

動植物の楽園ともいえるこの場所は、ジュール・ヴェルヌ原作の映画『レトワール・デュ・シュド』の舞台となっています。 オーソン・ウェルズもこの場所に来てロケを行っています。 映画のためにニオコロ・コバ川を渡る吊り橋が架けられており、今でも残っています。

世界遺産の登録のきっかけとなったのは、多様な動植物が生息する故ではありません。 ガンビア川上流のダム建設計画により、ニオコロ・コバ国立公園の環境悪化が懸念されたためで、危機遺産登録という形になっています。

セネガルの観光シーズンは12月から5月末です。 この期間のみ、ニオコロ・コバ国立公園は開園しています。 セネガルは熱帯乾燥気候であり、12月から2月が乾季です。

4月から5月には、サハラ砂漠からハルマッタンという砂塵を含む極めて乾燥した風が吹くため、セネガルを観光するには適していないかも知れません。

国でさがす
イタリア
スペイン
中国
フランス
ドイツ
メキシコ
イギリス
インド
ロシア
アメリカ
オーストラリア
ブラジル
ギリシャ
日本
カナダ
スウェーデン
イラン
ポルトガル
ポーランド
チェコ
ベルギー
トルコ
オーストリア
ペルー
スイス
韓国
オランダ
ブルガリア
エチオピア
キューバ
アルゼンチン
クロアチア
ノルウェー
フィンランド
ルーマニア
ハンガリー
チュニジア
南アフリカ
モロッコ
スリランカ
アルジェリア
エジプト
タンザニア
インドネシア
ベトナム
コロンビア
オセアニア
南米
中米
西・中央アジア
東南アジア
中東諸国
アフリカ
旧ユーゴ
バルト三国
旧ソ連地域
中央ヨーロッパ
北欧
知られざる小国