アフリカ世界遺産 - ケニア

グレートリフトバレーのケニア湖水システム

日本で治水事業の一つとして行われるダム工事は、黒四ダムの建設などを見ると非常に大掛かりで大勢の人々と長時間を要します。
ところが、地球の活動により湖が出来てしまう事はしばしばです。
その中の一つが、グレートリフトバレーのケニア湖水システム(大地溝帯)です。
自然の世界遺産に指定されています。

~地球が造り上げたケニアの湖水システム~

世界遺産のグレートリフトバレーのケニア湖水システムはアフリカを南北に縦断する巨大な谷で、総延長は約7000kmです。
プレート境界の一つで、ここからアフリカ大陸は東西に徐々に広がっているのです。

落差の大きい崖や深い谷といった特有の地形が見られます。
約1000万年前から活動していると推定されます。
またこの周辺では人類の化石が多数発見されており「人類生誕の地」ともみなされています。

世界遺産のケニア湖水システムはアフリカ大陸の東部に位置するケニアの中央部、リフトバレー州にあります。
ここにあるボゴリア湖、ナクル湖、エレメンタイア湖の3つの浅い湖と、周辺地域を指します。

これらの領域は琵琶湖のほぼ半分程度です。
湖といっても水深は1mに満たないところがほとんどで、湿地帯とも言えるでしょう。
かつてはこれらの湖はつながっていました。
湖の水は川によりもたらされます。
普通の川は降雨により流れを生じますが、この付近は乾燥しているため降雨は期待できません。
川はアルカリ熱水泉によりもたらされます。
このため、湖はアルカリ性であり、かつ内陸部にも関わらず塩水であるという特徴を持ちます。

ケニア湖水システムはでは世界で最多といわれる種類の鳥類が見られます。
絶滅危惧種に指定される鳥類も13種見られます。

通年は400万羽にものぼるコフラミンゴが3つの湖の間を行き交う姿が見られます。
ドキュメンタリー映像などで見られる、ピンクのフラミンゴの大群は、この付近を撮影したものが多いようです。
ただ、1962年にティラピアが導入された事によりフラミンゴの個体数が減少してきているという問題もあり、タンザニアのナトロン湖へ避難しているともいわれています。

湖の周辺ではクロサイ、シマウマ、ガゼル、イボイノシシ、ライオン、チーターなどの野生動物が生息しています。

1961年にナクル湖周辺が国立公園に指定されてから、非常に長い柵が設けられています。
これは野生生物の行動制限ではなく、密猟者の侵入を阻止するためです。

自然環境、野生の動物、鳥類、温泉が揃っているのは地球の活動の賜物です。
世界遺産のグランドキャニオンを凌ぐ大渓谷をぜひ御覧下さい。

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