東南アジア世界遺産 - ラオス

ルアン・パバンの町

「ルアン・パバンの町」はラオスの北部、カーン川とメコン川の合流地点に位置しています。二本の川に囲まれるように町があり、緑が豊かな中に美しい町並みが広がっています。1995年に町全体がユネスコの世界遺産に登録されました。

もともと「ルアン・パバンの町」は、14世紀に興ったラーンサーン王国の王都でした。16世紀中期に一度ヴィエンチェンへの遷都を挟みながらも、その後1975年までルアンパバーン王国の王都として栄えたラオスの中心都市でした。

「ルアン・パバンの町」の中心には“プーシー”と呼ばれる小高い丘があります。ここからは世界遺産の町を一望することができ、夕方にはメコン川に夕日が落ちる美しい光景を見ようと多くの観光客が集まります。また、頂上には金色の仏塔“タート・チョムシー”があります。夜になるとライトアップされるため、丘の上で闇に浮かぶ姿を市街の方から目にすることができます。

この地では古くから王の庇護のもと仏教が盛んであり、数多くの寺院が建立され現在まで人々の信仰を集めています。中でも「ルアン・パバンの町」の象徴とでも言える寺院が、1560年に王室菩提寺として建てられた“ワット・シェントーン”です。たいへん荘厳で優美な建築になっています。

屋根をいくつも重ねたような特徴的な姿をしており、その名もルアン・パバーン様式と呼ばれています。本堂裏の壁には「生命の樹」のカラフルなタイル画が描かれており、太陽にキラキラと輝く様はまるでラインストーンのようです。祠堂の外壁にも同じようにタイル画があり、こちらも美しい仕上がりになっています。“ワット・シェントーン”の中には、シーサワンウォン王の葬儀に使われた豪華な霊柩車も納められています。

「ルアン・パバンの町」には王宮博物館も設置されています。もとはシーサワンウォン王の宮殿として造営されたもので、現在では博物館として王室ゆかりの宝物などが展示されています。宮殿だけあって非常に豪奢な内装になっており、建物だけでも一見の価値があります。「ルアン・パバン」(「大きな黄金仏像」の意)という名の由来となったとされる黄金の仏像もここに安置されています。

他にも大勢の僧侶が列をなす早朝の托鉢風景など、見どころはたくさんありますが、町でゆっくり時間を過ごすだけでも十分に楽しむことができます。ラオスの伝統建築とフランス領時代のコロニア風建築が混じり合った、落ち着いた雰囲気の美しい町並み。現在の首都ヴィエンチェンを東京とすると、伝統と文化を保存するルアン・パバンはラオスにおける京都とでも言えるでしょう。

空港がすぐ近くにあり、中心街にはツーリスト向けのカフェやホテルなどが並び、海外旅行慣れしてない人でも安心して観光することができます。世界屈指の観光地、古都「ルアン・パバンの町」。一度は行っておきたい世界遺産の一つです。

国でさがす
イタリア
スペイン
中国
フランス
ドイツ
メキシコ
イギリス
インド
ロシア
アメリカ
オーストラリア
ブラジル
ギリシャ
日本
カナダ
スウェーデン
イラン
ポルトガル
ポーランド
チェコ
ベルギー
トルコ
オーストリア
ペルー
スイス
韓国
オランダ
ブルガリア
エチオピア
キューバ
アルゼンチン
クロアチア
ノルウェー
フィンランド
ルーマニア
ハンガリー
チュニジア
南アフリカ
モロッコ
スリランカ
アルジェリア
エジプト
タンザニア
インドネシア
ベトナム
コロンビア
オセアニア
南米
中米
西・中央アジア
東南アジア
中東諸国
アフリカ
旧ユーゴ
バルト三国
旧ソ連地域
中央ヨーロッパ
北欧
知られざる小国