西・中央アジア世界遺産

西アジアの世界遺産

みなさんはアジアの世界遺産をどれくらいご存じですか?
もっとも多く挙がるのは中国の城壁「万里の長城」かもしれませんが、それ以外の世界遺産は、自国のもの以外なかなか挙げられないのではないかと思われます。
たとえば、イラク・シリア・パキスタン・イスラエルなどの国には素晴らしい世界遺産が保存されているのですが、これらの国に世界遺産があることを知らない方のが多いのではないでしょうか。

世界中には900以上もの世界遺産がありますし、その内の約半分程度はアジアに点在しています。

それなのに、いざアジアにどれだけ世界遺産があるかを考えてみると、それらのものをまったく把握してない人ばかりなのです。

しかし、面白い世界遺産がたくさんあるのに知らずにいるというのは非常にもったいないことです。

特に西アジアには印象的な世界遺産が数多く保存されているので、「イラクってどんな世界遺産があるの?」、「パキスタンのような国にも世界遺産があるの?」と少しでも気になった方はぜひ、イラク・シリア・パキスタンの周辺諸国の世界遺産をチェックしてみましょう。

ちなみに、イラクには1985年にユネスコの世界遺産に指定された都市である「円形都市ハトラ」や、バベルの塔のモデルとなった塔がある「サーマッラーの考古学都市」そして「アッシュール」などの世界遺産があります。

「円形都市ハトラ」は、かつて難攻不落と言われた城塞がどこまでも展開されている世界遺産です。

個別ページでご紹介していない「アッシュール(カラット・シェルカット)」は古代国家が繁栄した都のその周辺一帯が世界遺産に登録されており、国民のあこがれの観光スポットとなっています。

アッシュール(カラット・シェルカット)は現在のイスラム圏の建築物の礎を築いたとも言える都市であり、深い歴史を感じさせる建造物が所狭しと現存されているので、建築に造詣のある方におすすめです。

また、シリアには「古代都市パルミラ」を始めとして、「隊商都市ボスラ」や「ダマスカスの旧市街」、「アレッポの旧市街」などの6ヶ所の世界遺産を保有しています。

これらの世界遺産の中で古代都市パルミラは、シリアにとってきわめて重要なスポットとなっているので、この国の歴史の中心部が知りたい方はぜひ古代都市パルミラを訪れてみましょう。

そして、忘れてはいけないのがパキスタンの世界遺産です。

パキスタンにはシリアと並んで6カ所もの世界遺産を保有しています。

その世界遺産の内容は、パキスタンの言葉で“死の丘”を意味している名称の「モヘンジョ・ダロの考古遺跡」を始めとして、二世紀に建造された仏教遺跡である「タフテ・バヒーの仏教遺跡とサリ・バロールの都市遺跡」などの文化遺産。

さらには神話の世界に登場する城とラホールにある歴史的建造物を包括した「ラホール城とシャーラマール庭園」。

シャー・ジャハーンによって建設された十カ所のモスクを内包する「タッターの考古遺跡」「ロータス・フォート」、交易地の狭間で重要な役割を果たしていたとされる「タキシラの都市遺跡」など、実にバラエティに富んだ種類の文化遺産を保有しています。

イラク・シリア・パキスタン・イスラエルなどの国々は一見すると、世界遺産などの貴重な文化をあまり保有してないように見えますが、暫定の世界遺産(これから世界遺産として認定されるかもしれない遺産)を含めると、日本などおよびもつかないほどの保有数になるのです。

「何となく怖いイメージがあるから控えていた」という人も、深く知れば知るほど行きたくなってしまうスポットかと思われますので、西アジアの文化に触れたい方はぜひとも、イラク・シリア・パキスタン・イスラエルの世界遺産を観光してみてください。

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