西・中央アジア世界遺産 - シリア

古代都市ダマスカス

「古代都市ダマスカス」はシリアの首都ダマスカスの旧市街地にある世界遺産です。シリア西南部、カシオン山の麓、バラダ川の沿いにあります。この地には紀元前3000年頃から都市が形成されたと言われ、現在では旧市街と現市街が隣り合って広がっています。そのため、ダマスカスは「世界一古くから人が住み続けている都市」としても知られています。1979年、旧市街地がユネスコの世界遺産に登録されました。

「古代都市ダマスカス」に指定された旧市街地は城壁で囲まれています。もともと城壁はローマの支配下にあった時代に作られましたが、現在残っているのは13世紀頃アラブ人の手によって作り直されたものです。城壁に囲まれた狭い地域に数多くの見所が凝縮されています。

まず何と言っても、「古代都市ダマスカス」にはイスラム教第4の聖地である“ウマイヤド・モスク”があります。ウマイヤ朝第6代カリフのワリード1世によって705年に建てられた大規模なモスクで、現存する中では世界最古のモスクです。もとは洗礼者ヨハネを祀るキリスト教会だったものをウマイヤ朝の手によってモスクへと改築されたもので、そのためローマ様式の面影を残した一般的なモスクとは一味違ったものになっています。

“ウマイヤド・モスク”は建物自体の美しさもさることながら、あちこちにイスラム的なモザイク模様の装飾が見られる壮麗な造りです。大理石が敷かれた中庭から眺める礼拝堂は見る人を惹きつけてやみません。面白いのはモスク内部にステンドグラスがあったり、サロメに首を取られたという有名な逸話が残る洗礼者ヨハネの首塚があったりする点です。言うまでもなくこれらはキリスト教会だった頃の名残ですが、観光客にとっては一粒で二度美味しい内容になっていると言えるでしょう。

「古代都市ダマスカス」のもう一つ大きな見所は、巨大なスーク(市場)です。スークは非常に長いアーケードになっており、入り口にはなんとローマ時代の門が残っています。アーケード街にはさまざまなお店が並んでおり、何時間見て回っても飽きることがありません。

他にも、ダマスカス城壁の近くに有名な英雄サラディーンの像があったりと、世界遺産「古代都市ダマスカス」の見所は尽きません。街自体も夜になるとオレンジ色の街灯に照らされ、異国情緒溢れる様相を呈します。イラクの現在の首都もダマスカスですので、宿泊施設からのアクセスが極めて簡易(徒歩でOK!)なのも魅力の一つでしょう。

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