南米世界遺産 - ボリビア

ノエル・ケンプ・メルカード国立公園

ボリビアのサンタクルス州にあるノエル・ケンプ・メルカード国立公園は、ボリビア唯一の世界自然遺産です。ちなみに、サンタ・クルス州は戦後日本人と最も密接な関係を持っている州で、日本人移住地もあります。

ノエル・ケンプ・メルカード国立公園は、以前はウアンチャカ国立公園と呼ばれていましたが、この地の調査・研究に尽力した学者ノエル・ケンプ・メルカードにちなんで、現在の名称になりました。この世界遺産はブラジルに隣接しており、アマゾン川流域最大級(敷地面積は岩手県位の大きさ)の自然が手つかずの状態で残っています。大小様々な湖があり、カパルチ盆地から発するパウセルナ川とベルデ川が合流する地域に、ファウセット、フェデリコ・アールフェルド、アルコ・イリスなどいくつかの滝があります。中でも、アルコ・イリスの滝は80メートルもあり、壮観です。年平均気温が 25~26℃という温暖さも手伝って、この世界遺産は動植物の宝庫となっています。

特筆すべき点として、海抜200メートルから1000メートル近くまでという大きな標高差によって、サバンナと森林地帯から、高地アマゾンの常緑樹林帯まで、幅広い動植物の生息分布が豊富に見られることがあります。ここに生息する植物は4000種、鳥類が617種、哺乳類が139種、爬虫類は74種、両生類は62種、魚類は250種以上、無脊椎動物は347種以上と言われています。現在もまだまだ探査が行われており、どんどん増えていくと予想されています。なお、この中には、世界的に絶滅の危機にさらされているものも多く含まれています。

具体的には、植物については、パイナップル科、オウムバナ科、サトイモ科、ラン科、ヤシなどの多くの種が幅広く成育しています。鳥類については、アメリカチョウゲンボウ、アオサギ、ルリコンゴウインコ、ズグロハゲコウ、アカハシリュウキュウガモ等が生息しています。一時的な渡り鳥も含めると、もっと多種になると言われており、29種もの絶滅危惧種が確認されています。哺乳類については、ピューマ、ジャガー、クモザル等が生息しており、特に絶滅危惧種の33種の哺乳類を保護しています。爬虫類については、カスカベルガラガラヘビ、イグアナ等が生息しており、最近の研究でボリビアでの新種となる7種も確認されています。両生類・魚類・無脊椎動物についてはあまり研究が進んでおらず、今後の調査が期待されています。

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