南米世界遺産 - チリ

チロエの教会群

チロエの教会群は、南米チリの首都・サンティアゴの南約1000キロメートルにある、ロス・ラゴス州の州都・プエルト・モンの南西55キロメートルの海上に浮かぶチロエ島にある世界遺産です。プエルト・モンは開放的な港町で、神秘的なエメラルドグリーンの水をたたえたレロンカビ湾に面しています。夏でもひんやりとした風が南から吹きつけ、澄み切った空気が街全体を覆っています。

この世界遺産のあるチロエ島は、東西50キロメートル、南北250キロメートルの大きな島です。歴史的にも文化的にも、長い間チリ本土から孤絶していたため、現在もチリ本土とは異なる独特な自然・文化・生活に触れることができます。島では漁業が盛んで、シーフードが格安で味わえることも魅力です。港で海藻を干しているのどかな光景もよく見られます。建築としては、プエルト・モンでよく見られるウロコ状の板壁が見られますが、この島のものは形も色も様々なバリエーションがあり、小さい町を軽やかに彩っています。特に、パステルカラーのかわいい家が目立ちます。

チロエの教会群は、カストロ等北東部に点在しており、現在では159棟が現存しています。そのうち、16の教会が世界遺産として登録されています。元々は16世紀頃島にやってきたイエズス会宣教師が布教活動のために建築したもので、「チロエ様式」と呼ばれる、ゴシック様式やバロック様式等のヨーロッパの様式と、土着の様式が混ざり合った独特の板壁で知られています。島ではチリ本土とは異なった資材が手に入るため、チロエの教会群はとてもユニークな佇まいになりました。

チロエの教会群の中では、特にカストロの中央広場に面して建つ「サン・フランシスコ教会」が有名です。外側をトタンで覆い、内部は木をふんだんに使っています。この広場には、チロエ名産のウールのセーターやショルダーバッグ、リキュールなどを売っている民芸品市場もあり、お土産に最適です。また、港を眺めながら安くて美味しいシーフードが味わえる食堂も並んでいます。ウニやカニ、鮭や貝など種類も豊富で、日本人としては食事を楽しむだけでも大満足できるレベルです。夏には、この港からチロエ島周辺の小さな島々をめぐるクルーズツアーも出ます。

この世界遺産・チロエの教会群に行く手段は、プエルト・モンからのバスが便利です。バスごとフェリーに乗って行きます。日帰りも可能ですが、せっかくなのでカストロの宿に一泊することがおすすめです。また、教会どうしはかなり離れた場所にあるので、ツアーの利用が便利です。

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