ベトナム世界遺産

胡朝の城塞

胡朝の城塞はベトナム北部に位置するタインホア省にある遺跡です。
胡朝というのは1400年から7年にわたってベトナムを支配した王朝のことです。 では何故このような城壁が作られたのでしょうか。

12世紀から長い間国を支配していた陳朝は、14世紀に入り次第に乱れていきます。
その混乱の中、宰相であった胡季リは内部から着実に力をつけていきました。
辛うじて存続している状態の陳朝は、もはや胡季リの手中にありました。

そうして1400年には陳朝13代皇帝から帝位を簒奪し、胡季リ自らが皇帝となったのです。
このようにして新たに胡朝をスタートさせた胡季リは、色々な改革を進めていきます。

ベトナムでは初めてとなる紙幣の使用も、彼の改革の中の一つです。
城塞はこういった改革の中で作られたものなのでしょう。
城壁の高さは7,8m程。
南北に約900m 東西に約800mで長方形のような形になっています。

東西南北にはそれぞれ門があります。
その門はとても美しいアーチ型になっていて、これは風水の原理を用いて作られているそうです。

ちなみに一番大きい門は南門です。
ここには売店と資料館があるので、ちょっと疲れたらここで一休みも良いかもれしません。
東門と西門はそれほど大きくないそうですが、どれも600年前に作られたとは思えないほどしっかりとしたものです。

観光に行った際には是非胡朝の城塞をご覧ください。
タインホア省へは首都ハノイから南に170km程。
車に揺られて約3時間で到着です。

タインホア省は中央部をマ川が流れており、その河口一帯にはタインホアデルタと呼ばれる地帯が広がっています。
ここでは穀物などが育てられています。
胡朝の城塞遺跡の周りにも田園が広がっており、とてものどかな風景を見ることが出来るのです。

7年という短い年月で終わりを迎えた胡朝でしたが、広大な土地にぽつんと建っている城塞がその歴史をはっきりと物語っています。
胡朝の城塞は2011年に文化遺産として世界遺産に登録されました。
これはベトナムにある世界遺産としては7個目になります。

世界遺産に登録されたばかりだからなのか、日本からのツアーはまだありません。
日本から胡朝の城壁へ行くには、まずハノイへ行ったほうが良いでしょう。

そこから電車や車などの交通機関を使って、タインホア省へ行くのが一番の近道です。
胡朝の城塞自体は40分程で見終わることが出来るので、時間が余ったら他のスポットに行ってみるのも良いかもしれません。

タインホア省には西にサムソンビーチという7km程のビーチがあります。
夏にはたくさんのベトナムの世界遺産胡朝の城塞を目当てに観光客が押し寄せる名スポットなので、周りにも人気のホテルなどが建ち並んでいます。

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