インドネシア世界遺産

ボロブドゥル寺院遺跡群

インドネシア・ジャワ島にある「世界遺産」ボルブドゥル寺院遺跡は世界最大級の仏教寺院です。
現在のインドネシア・ジャワ島ではイスラム教を信仰する人がほどんどですが、このボロブドゥル寺院遺跡群は仏教、そしてもう一つジャワ島内に存在する世界遺産プランバナン寺院遺跡はヒンドゥー教という点にも面白さを感じます。

世界最大級にして神秘の仏教寺院

このインドネシアの森林のなかに忽然とそびえたつ世界遺産のボロブドゥル寺院遺跡群は、8世紀半ば頃に作られたとされていますが、その後火山灰や密林で覆われており、19世紀に入ってからイギリス人によって偶然発見されました。

当時ボロブドゥル寺院遺跡群は崩壊寸前だったといわれています。
そのため、ボロブドゥル寺院遺跡群が何のために作られたのかなどといったことは不明なままです。

天然の丘の上に岩を積み上げてピラミッド状に作られている寺院で、9段の階層からなります。
寺院というと日本では屋内空間がありますが、インドネシアの寺院にはありません。

下部四段は方形で、層ごとに屋根のない回廊のような通路がつくられています。
ボロブドゥル寺院遺跡群をすべて歩くと約5キロにも達しますので、その大きさが分かるのではないでしょうか。

上部5段は円形の壇となっており、四方からこの円形壇に上れる階段が備わっています。
これらの階層は仏教の「三界」という思想を表しているとされます。

一番下は欲界といい、食欲や性欲といった人間界の様々な欲を表しています。
上部に進むにしたがって色界(食欲と性欲は超越した、それ以外の欲のある人間と神が混在する世界)無色界(すべての欲を超えた、神の領域)を表していきます。

つまり寺院の上にいくほど神の世界に近づいていくというものなのです。

回廊にそって仏教の教えにそったレリーフが施されており、その数は2000面以上です。
また寺院内には432体の仏像(ストゥーパの72体とは別)があります。
第一回廊には釈迦の生涯を描いたというレリーフもあり、見どころの一つです。

日本人に馴染みの深い仏教の寺院というだけあって、理解しやすいものがたくさんあります。
円形壇になった上層には、様々な仏像がおかれるストゥーパが広がり、最上段には釈迦の骨がおさめられているといいます。

このボロブドゥール寺院と数キロの距離に直線状に建つムンドゥッ寺院、パオン寺院はもともと一つのまとまった遺跡であったと考えられるため、「世界遺産」インドネシアボロブドゥル遺跡群として登録されています。

近年ではこの遺跡保護の観点から、ハイヒールなどの固い靴底のもので上ることは禁止されており、該当者は出入り口でサンダルを借りることとなります。

また神聖な場所であるとの観点から、キチンとした服装が求められ、ミニスカートなど露出が多い場合はサロンやバティックを借りて登ります。

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