タンザニア世界遺産

コンドアの岩絵遺跡群

タンザニアには2005年に世界遺産に登録されたコンドアの岩絵遺跡群があります。 岩に肉眼ではっきりとわかる非常に鮮明な絵が描かれています。 しかも赤の絵の具を使っているところが、絵に何かの意味が込められているようで、とても神秘的なのです。 日本では赤い色は邪気を払うと言われていますが、そういったおまじないの意味が込められているのでしょうか。

さて、コンドアの岩絵遺跡群について詳しくご案内する前に、タンザニアについて、もう少し知っておきましょう。
タンザニアはアフリカ大陸の東海岸に位置しており、正式名称はタンザニア連合共和国といいます。首都はドドマです。
タンザニア連合共和国が成立したのは、1964年のことで国の歴史としてはまだ浅いです。
しかし、タンザニアという地方でみれば、その歴史は深く、人類発祥の地とも呼ばれており、1万年前に狩猟採集民族が暮らしていたことが確認されています。

日本からタンザニアを訪れるには、飛行機の直行便がないため、ドバイやオランダのアムステルダム経由で行くのが一般的です。
観光地として人気が高いのは、タンザニアに7つある世界遺産です。
中には登録時の状態が保てず、危機遺産リスト入りしてしまった世界遺産もありますが、コンドアの岩絵遺跡群は保存状態もよく、さらに、まだまだ解明されていない謎の多い魅力的な世界遺産です。

コンドアの岩絵遺跡群へは首都のドドマから北に180キロほど車を走らせたところにあります。
一応、国道が走っているのですが、道が舗装されていない部分もあり、特に雨季には道路が川のような大変な状態になるので注意が必要です。
車を走らせて4時間ほどかけて訪れるわけですが、舗装された道に慣れている方にとっては、少々つらい道程になるかもしれません。

コンドアの岩絵遺跡群についたら、世界遺産を保護する役割を果たしている管理事務所に立ち寄って、見学の申し込みを行います。
日本の観光施設でよくあるように、コンドアの岩絵遺跡群の解説を行う小さな資料館があるので、まずはそこで説明を受けます。
さらにここから、ガイドとともに30分ほど車で山の中へと進んでいきます。
車を降りて歩いて15分ほど山を登っていくと岩の壁があり、そこに絵が描かれています。

絵はレイヨウやキリン、象などのアフリカにいる動物たちや人間が狩りを行っているような動作を描いたものが多いです。
退色しているところもありますが、朱色で描かれており、ガイドによれば、イチジクの赤い実と象の油を混ぜたもので描かれたようです。
描かれた時期は6千年前とする説や5万年前とする説まであり、まだまだ研究されつくされていません。
鮮明な絵や退色した絵があるということは、代々、描かれ続けてきたのかもしれません。
描いた人々も不明な部分が多いのですが、先住民である狩猟採集民族ではないかとされています。

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