エジプト世界遺産

メンフィスとその墓地遺跡-ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯(2)

さて、メンフィスの街はとても大きく、北のアブ・ロワシュという街から南のメイドゥムまで、約100キロもあります。 そしてこの100キロの間に有名なピミッドがいくつも点在しています。

世界遺産としても有名なのはサッカラやギザのピラミッドですね。
特にギザには三大ピラミッドと言われるクフ、カフラー、メンカウラーの世界遺産ピラミッドがあります。

エジプトのクフ王は第4王朝時代の王様で、紀元前2500年頃に活躍した王様ですが、このクフ王の時代にピラミッドが次々に作られていきました。
これまでの三王朝時代に作られたピラミッドとは形が違っていて、わたしたちが普通ピラミッドという場合、このクフ王時代に作られたものを言うのだろうと思います。
その大きさや形はまさに芸術的で、均整がとれています。
先にも述べましたが、相当な測量技術がなければ、このような均整がとれたピラミッドを作ることは不可能だと思います。
実際、当時の遺跡後からは、たくさんの測量機器も発掘されているそうです。
また、クフ王の壮大なピラミッドは違い、どこか素朴さがあるピラミッドとしておすすめなのが、ダハシュールの遺跡にあるピラミッドです。
クフ王より前の時代に作られていますが、有名なのは屈折ピラミッドとか赤ピラミッドと呼ばれるものです。

屈折ピラミッドはエジプトのクフ王の父だったスネフェル王のピラミッドです。
三大ピラミッドとして世界遺産に登録されていますが、かなり崩れかけていて、土の塊といったイメージです。
圧倒的な迫力はありませんが、それでも高さ105m、底辺189mもあります。
このエジプト特有の屈折ピラミッドの特徴はその名の通り、ピラミッドの形が途中から屈折していることです。
わかりやすく言うと、途中から角度が鋭角になっているのです。
正三角すいを見慣れているものにとっては、ちょっとびっくりしますね。

また、赤いピラミッドもクフ王の父であるスネフェル王のピラミッドで、屈折ピラミッドのすぐそばに立っています。
こちらのピラミッドも世界遺産に登録されています。
その特徴は、ピラミッドの中で初めて直線のラインを持ったことです。
形は正三角形ではなく二等辺三角形なのですが、方錐形の真正ピラミッドとして初めてのピラミッドです。

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