アルジェリア世界遺産

ティパサ

古代ローマの遺跡は首都ローマやイタリア各地だけではありません。ヨーロッパ各地はもちろん、遠くはトルコ、そして地中海を挟んだ北アフリカにもあります。その代表的なものの一つが、アルジェリアの「ティパサ」です。1982年にはユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

●ティパサ史
アルジェリアの地中海沿岸にある街「ティパサ」は、アラビア語で“荒廃した都市”という意味です。この街は、現在のアラブ人たちがくるまで、長く荒廃した街だったからです。ちなみに、世界遺産そのものも、2002年〜06年の間、危機遺産登録されていました。
街の歴史は、紀元前7世紀にまで遡ります。古代のフェニキア人によって作られたこの街は、その後2世紀になってローマの植民都市となり、軍事的にも重要な拠点として繁栄しました。現在も神殿や教会堂、墓地、浴場、劇場、円形闘技場などの遺跡が残されています。
キリスト教の伝来も早く、3世紀には司教座となりました。ティパサには、大バシリカ(教会堂)、アレクサンデル大聖堂、聖サルサ大聖堂の遺跡があり、その繁栄を伝えています。
その後のティパサは、ビザンチン帝国の一部となりますが、6世紀には街は歴史から姿を消しました。

●世界遺産「ティパサ」の見どころ
ティパサは、アルジェリアの首都アルジェから西に約70kmのところにあります。街は1857年に作られた近代的な都市です。世界遺産「ティパサ」は市街から南東に約11km、地中海を臨む美しい景観に遺跡が残されています。
遺跡として登録されているのは、西部考古学公園、東部考古学公園、そして死者記念塔の3つです。ローマ時代の浴場や劇場の他、古い時代のキリスト教会の遺跡もあります。
また、敷地内には美術館もあり、鮮やかなモザイクなどの発掘品を見学することもできます。

●ティパサ観光
世界遺産「ティパサ」は、首都アルジェから車で約2時間程度。観光にはアルジェに宿泊し、周辺の遺跡を巡るのは一般的です。しかし、ティパサの新市街にはホテルもあり、地中海リゾートも楽しむこともできます。中には、ティパサから5km程度の位置にあるホテルもあり、レストランやプライベートビーチなどが充実していますので、一考してみてください。
ティパサの遺跡は、海岸沿いに高級住宅街の跡が残されており、古くからリゾート気分を楽しんでいたのかもしれません。温暖な地中海沿岸の気候ですので、一年を通して旅行が可能です。

※アルジェリアは治安が不安定な国です。旅行を企画される際には、外務省の海岸安全ホームページで渡航情報(危険情報)をご確認ください。

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