南アフリカ世界遺産

フレデフォート・ドーム

南アフリカ共和国・フリーステイト州にある世界遺産『フレデフォート・ドーム』。2005年にその貴重さから世界自然遺産として登録されました。 南アフリカの国都であるヨハネスブルクから南西120kmの場所に位置しています。

『フレデフォート・ドーム』とは、世界最・最古の隕石の衝突跡(クレーター)のことです。
その大きさは直径190kmにもおよび、現地に行っても広大すぎて何がどこなのかもさっぱり把握できないほどです。衝突した小惑星は直径10km程。その惑星が衝突した時には、『フレデフォート・ドーム』なんと直径300km程あったのではないかと考えられています。この規模も、長年の地殻の侵食で現在の規模まで縮小されました。

 驚くべきはその衝撃の強さで、なんと衝突の威力が地下25kmまで到達。衝撃でマグマのあるマントルも溶解しだし、その後冷え固まったことで現在の凹凸のある姿になったのです。この影響で、南アフリカの豊富な金鉱脈が形成されたといわれています。

 衝突したのは、今より約20億2300万年前の古原生代と考えられています。古原生代というと、地球誕生の冥王代、地球最初の地層が出来た始生代に次ぐ3番目に古い時代ということになります。

 この古さや規模から、世界三大インパクト(隕石衝突)のひとつに数えられている程です。その他には、「カナダのザドベリー・クレーター」「メキシコのチクシュルーブ・クレーター」があります。メキシコのものはとても有名で、恐竜が滅亡した原因である隕石衝突跡と推定されているものです。

 世界遺産『フレデフォート・ドーム』へ足を運ぶならば、是非現地に行く前に行くことをお勧めする場所があります。それは、お隣ノースウェスト州にあるフェンタースクルーンという村にある博物館です。いきなり現地へ行っても、よく把握できないのですが、こちらの博物館ではマップや隕石衝突の影響で出来た特殊な石などをビデオで見たりできるので、事前学習することができより現地へ行ったときに楽しめると思います。

 『フレデフォート・ドーム』は現在、草原地帯になっており、中心には湖なども出来ています。そのほとんどが私有地となっており、現地のガイドさんなしでは見たいところも見る事が出来なかったりするので要注意です。
地球の始まりに近い時代に起きたことを、今生きている私たちが見る事が出来る貴重な跡であり、生きているうちに一度は訪れてみたい遺産だといえます。

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