チュニジア世界遺産

イシュケル国立公園

チュニジアには数多くの世界遺産がありますが、中でも最も動植物が繁栄しているのが「イシュケル国立公園」です。
イシュケル国立公園は1980年にユネスコの世界遺産に指定されている国立公園であり、あひるやガチョウ、コウノトリなどの野鳥が観察できるポイントが観光客に人気を呼んでいます。

越冬地(鳥たちが冬を越える為に必要とするかなり重要な場所)として有名な世界遺産なので、冬期になるとたくさんの鳥が訪れると同時に、数え切れないほどの観光客が訪れることでもおなじみです。

イシュケル国立公園は大規模なダム建設の影響から1996年に「危機遺産リスト(いつ世界遺産の登録を抹消されてもおかしくない一覧)」に登録されてしまったのですが、2006年にはかつての姿を取り戻し、危機遺産リストからも外れているので、かつてのような美しい絶景を楽しめるようになっています。

さらにこの世界遺産は、アフリカ北部に広がる湿地帯というだけあって、多様な鳥類を観察できるポイント以外の魅力もたっぷりです。

たとえば、チュニジア北部エリアに位置し、地中海の海岸に接近した場所にあるイシュケル国立公園はアフリカではきわめて珍しい大規模な湿地帯なのですが、実はこの湿地帯は古くからその土地の王が守り続けてきた場所でもあります。

1705年から1955年までの250年間。

この土地はきわめて重要な領地として扱われてきたエリアでもあるので、歴史に想いをはせながら歩けばまた違った楽しみ方をすることができるのです。

なお、冒頭でお話した通り、この世界遺産は渡り鳥の越冬地としても知られる世界遺産なのですが、おもにヨーロッパの鳥たちが訪れるのは中心部の「イシュケル湖」なので、渡り鳥の生態を観察したい方はとりあえずイシュケル湖へ行ってみましょう。

なお、この世界遺産は危機遺産から回復した世界遺産ではあるものの、まだまだ危険が残っているエリアでもあります。

ダム建設の際には鳥たちの貴重な食料源が失われ、それによって減少してしまった個体まで現れる始末。

外見的にはきわめて美しい世界遺産なのですが、その裏側にはチュニジアの人々があらゆる工夫をほどこしながらおこなった血と汗のにじむような努力があります。

そういった裏側もあるなど、人間の生活と自然保護の両端をあらためて考えることのできる世界遺産になっているので、真剣に大自然と向き合いたい方はぜひ、この世界遺産を訪れてみましょう。

もちろん家族連れで訪れても楽しめる筈なので、小学生のお子さんをお連れの方も、体験学習のような感覚で観光してみてください。

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