ハンガリー世界遺産

ペーチ市(ソピアネ)にある初期キリスト教墓地遺跡

世界遺産「ペーチ市(ソピアネ)にある初期キリスト教墓地遺跡」は、ハンガリーの南部・バラニャにあるペーチという町に現存しています。
このペーチ市(ソピアネ)にある初期キリスト教墓地遺跡には、初期のキリスト教美術が残されている上に、歴史上重要な例証を残している貴重な建造物として2000年に世界遺産に登録されました。

ペーチ市(ソピアネ)にある初期キリスト教墓地遺跡の「ソピアネ」とは、昔古代ローマ帝国の属州であった時代に呼ばれていた町名です。

その4世紀頃この町は交易で最も栄えていた時代でした。この頃に世界遺産になったペーチ市(ソピアネ)にある初期キリスト教墓地遺跡が造られたのです。地上には礼拝堂、地下には埋葬室という構造は大変珍しい建造物です。この地下墓地(カタコンベ)は1782年に発見され、一時期キリスト教が迫害を受けていた頃、キリスト教徒たちが隠れて祈りをささげた場所でもあります。また、キリスト教が公認された後も使われ続けていたということを実証した建物でもあるのです。

もともと遊牧騎馬民族・マジャール人がハンガリーをキリスト教国として建国したのが1000年ごろ。初代国王・イシュトヴァーンは、ローマ教皇より王冠を授かりキリスト教布教に努めていました。しかし、自然崇拝が根強く残っていた現・ハンガリー国内では布教が難航。ですがペーチ市(ソピアネ)はその他の町とは違い、以前にローマ帝国のパンノンニアの属州であった為キリスト教が既に根づいており、早い時期に司教教会が造られるなどしてキリスト教の町として重要となっていきました。

そして一時期迫害を受けていた頃の11世紀初めに、ペーチ市(ソピアネ)にある初期キリスト教墓地遺跡は焼失。そのすぐ後の同じく11世紀の末期頃に今日まで現存している建造物が再建されました。なので、今では焼失した初期のものの礼拝堂が焼けてなくなってしまった状態で残されています。

ペーチ市(ソピアネ)にある初期キリスト教墓地遺跡の地下には、当時の墓地が今も残されており、現在は地下博物館となっています。ひとつひとつに細かく解説がある為、とてもわかりやすい作りになっていて、宗教の事などあまり知識がない方でも簡単に学べるようになっています。

ペーチ市には世界遺産の他にも、ハンガリー三大陶器のひとつである≪ジョルナイ≫の誕生した町としてでも有名です。そのはっきりとした色鮮やかな陶器はとても高価なものですが町中に飾りのように点在されています。

 年間を通しても、どちらかというと地中海の気候を受けており穏やかで温暖なのも特徴。観光のしやすい町なので、常に観光客も多いのだとか。ハンガリーの首都・ブダペストより列車で3時間で行ける事もあり、是非ハンガリーへ行く際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 

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