ルーマニア世界遺産

モルダヴィア地方の教会群

ルーマニアの世界遺産「モルダヴィア地方の教会群」、または認定される前には「五つの修道院」として既に知られていたのは、壁画に埋め尽くされた美しい教会と修道院の数々です。 現在ルーマニアの世界遺産には8つの教会が登録されています。

モルダヴィア地方の教会群の特徴は、教会の内壁ではなく外壁にフレスコ画が描かれていることです。
キリスト教の教えを、字が読めない人にも教会の中に入れない人にも、全ての人に知らしめるために描かれたものですが、芸術的価値や技術水準の高さも際立っています。
どの教会もため息が出るほど美しく、写真を取ればどのアングルで撮っても絵になってしまうほどです。

壁画はキリスト教の聖書の場面や異教徒との戦いがモチーフになっています。
異教徒がトルコ風なのが、オスマントルコとの激しい戦いにさらされたこの地方ならではの特徴です。

特に有名な壁画を有するのがヴォロネッツ修道院とモルドヴィッツァ修道院、そして2010年に世界遺産に追加登録されたスチェヴッツァ修道院です。
ヴォロネッツ修道院の壁画は「ヴォロネッツの青」と呼ばれる鮮やかな青が基調となり、非常に美しい壁画が壁いっぱいに描かれています。
中でも圧巻なのが「最後の審判」の壁画です。

モルドヴィッツァ修道院は、ヴォロネッツ修道院に比べると赤い色調が目立つため赤の修道院と呼ばれることもあります。
こちらは「コンスタンチノープル包囲」の壁画で有名です。
スチェヴィッツァ修道院は大きな梯子で有名な「天国の梯子」の壁画があります。
こちらは教会群の中でも、建築、壁画ともに保存状態が最もいいと言われています。

また、こちらは、他のルーマニアの世界遺産に比べてアクセスのいいところにあります。
ルーマニアの首都ブカレストから列車で7時間、または飛行機で1時間で、スチャバという街に行き、そこを基点に教会群をめぐることができます。
スチャバのホテルやホステルでは、たいてい教会群めぐりのプライベートツアーを組んでくれます。
車でしか行けない教会もあるので無理して自力で回るより、こういったツアーに参加するのがお勧めです。

ちなみにスチャバには、世界遺産の一つに数えられる聖ゲオルゲ教会の他に要塞跡などの見どころもあります。
またスチャバからは、バスで2時間ほどで北の隣国ウクライナのチェルニフツィという街に行けます。
チェルニフツィもハプスブルグ支配の後が残る美しい街です。
またちょっと遠いですが、7時間で東の隣国モルドバの首都キシナウにも行けます。
東欧周遊予定の方は数か国回るのもおすすめです。

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