ルーマニア世界遺産

ホレズ修道院

「ホレズ修道院」はルーマニアの世界遺産で、ルーマニア正教を代表する宗教建築の一つです。 世界遺産ホレズ修道院は、17世紀にこの地の領主であってブルンコヴェアヌにより建設されました。 そのため、この修道院の建築様式も設立者にちなんでブルンコヴェネスク様式と呼ばれています。

外観は清楚な白い石造りで一見シンプルですが、細かな彫刻やその陰影によって、美しく品のいい佇まいをしています。
しかし内部は一転して、目が覚めるような青を基調としたカラフルなフレスコ画で壁も天井も埋め尽くされているのです。
このフレスコ画は宗教上の教えを目に見えるようにしたもので、キリストの生涯や宗教上の有名な場面をモチーフにしています。
フレスコ画をたどっていくと、ルーマニア正教の教えが少しずつですが理解できます。

こちらの修道院は、周囲の回廊状の建物がゲストハウスになっています。 シンプルですが清潔で気持ちがいい部屋です。
そして、宿泊には夕食と朝食がついており、食事は食堂でとります。 修道士の方がいらっしゃれば、お話をしながら食事をとるのもいいですね。
そして、この食堂にも素晴らしいフレスコ画が描かれているのです。 キリスト教徒でなくても、神聖な気持ちで食事をすることができるでしょう。

一つ気をつけたいのが、宿泊の時期です。
イースターやクリスマスの前は、ルーマニア正教の信者は動物性の食品を食べてはいけないことになっています。
そのため、この期間の食事は肉のない野菜中心のものになります。
また、こちらで食べられる物のほとんどの食材を修道院やその周辺で自給自足しているそうで、滋味豊かな美味しい食事を味わえます。

もう一つ、修道院でぜひ体験していただきたいのは、トアカという木の板を打つ音です。
オスマントルコの支配の名残で、礼拝の時間を知らせるためには鐘ではなくトアカを打つそうです。
軽やかでリズミカルな音はまるで音楽のようで、運が良ければ見学中にこの音が聞けるでしょう。
修道院に宿泊すると、朝この音で目を覚ますことができます。

世界遺産ホレズ修道院はホレズの街から少し離れた自然の美しい静かな場所にありますが、ホレズの街はルーマニアを代表する陶器の生産地として有名なところです。
ホレズを訪れたときには、忘れずにこのホレズ陶器もご覧になってください。
厚手の素朴な陶器で、ぐるぐると渦巻のような模様を描いたお皿や花瓶などがあります。
このお皿に味の濃いトマトや新鮮なチーズ、スパイシーなサラミなどを乗せたプレートはレストランなどで出会うことがあるでしょう。
旅の思い出にぜひ一つ手に入れていただきたいものです。

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