フィンランド世界遺産

ペタヤヴェシの古い教会(1)

フィンランドというと森林が多く林業も盛んな国として知られています。 というのも緯度が高いため木の成長がなだらかに育ちます。 そして地形が平坦であることから林業の競争率がとても高くフィンランドの経済を支えています。 北欧住宅というのもログハウスをはじめとして、ぬくもりの感じられる木材を使用した住まいが人気です。

世界遺産に登録されている「ペタヤヴェシの古い教会」という遺産があります。
日本でも世界遺産ツアーのひとつとしてペタヤヴェシの古い教会へいくというプランがあります。
世界遺産としてはあまり知られていないものですが、この教会にはさまざまな魅力があります。

フィンランドの首都ヘルシンキから北約300kmの位置する、ペタヤヴェシという町にあるこの教会は1763年ごろ建てられました。
使われた建材は松で木造教会となっているのです。
木造となったのもフィンランドの盛んな林業だからこそだといえますね。
この松は森で伐採してきた木を使ってあります。

実はペタヤヴェシの木造教会を造ったのは地元の大工と職人たちで、今でも屋根には大工たちのイニシャルが彫ってあり昔のまま残っています。
これはこの教会を作ったのは自分たちなのだという意味あいと、この教会への愛情が込められているとされています。
これほどペタヤヴェシの古い教会というのは地元の住民たちの手によって作られた地元で大切にされ愛されてきた教会なのです。

地元の大工のヤーッコ・レッパネンが独学で学んだ建築方法で造られた教会は、やがて数十年後に棟梁の孫である、エルッキ・レッパネンが木造の鐘楼と聖具室を付け加えました。
この鐘塔というのがとても大事なもので、フィンランドの教会ではなくてはならないものなのです。

教会の脇に建てられているもので、世界遺産にも登録されただけあり古い鐘塔は歴史的象徴として今でもフィンランドの人に大切にされています。
そして今でもその役目を果たしているのですから、昔の方の技術がとても凄いのだとうかがえますね。

そしてエルッキ・レッパネンが鐘塔を建ててから時は流れて、1994年に世界遺産へと登録されたのです。
このペタヤヴェシの古い教会というのは愛を誓い合う場所や聖書を読み上げる場所として地元の人に愛されてきたのですが、そもそも教会とは信仰を行う場所として建てられました。
そして地元で使われていた教会だったものが、世界で価値ある建物となったのです。
これだけでも感動できるようなお話でしょう。

ペタヤヴェシの古い教会(2)では、教会の周辺や内部をご紹介します。

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