フィンランド世界遺産

フィンランドの世界遺産

みなさんは、「フィンランドといえばコレ!」と考えているものはありますか? 携帯電話にくわしい方は「IT企業ノキア社」のイメージが強いかもしれませんし、読書が好きな方はムーミンを思い浮かべるかもしれません。

自然愛好家の方なら「もちろん、オーロラと白夜の国でしょ!」とおっしゃるかもしれませんし、映画が好きな方の場合は国名を聞いて「もたいまさこさんの出演したかもめ食堂の舞台だったような…」と、映画の中に出てきた北欧の景色を思い出すのではないかと思われます。

フィンランドは北欧にあるノルウェー、スウェーデン、デンマークなどの国と並んで「北欧の四国」とまとめられることも多いスポットなのですが、なんと言っても北欧の特徴といえば、バリエーション豊かな家具と、思わず住んでしまいたくなるような愛らしいデザインの家屋なのではないでしょうか。

実際、フィンランドには優れた建築技術で作られた木造家屋などが数多く点在しており、その一部は世界遺産として登録されるまでのスポットになっています。

たとえばフィンランドには、600軒ほどのカラフルな伝統建造物が並ぶ「ラウマ旧市街」や、棟梁ヤーコ・レッパネンによって建築された木造の教会「ペタヤヴェシの古い教会」などが存在しており、これらの木造の建築物は世界遺産(文化遺産)として登録されているのです。

上記の二カ所以外にも、かつて国内経済における主要な鍵を握っていた製紙製材工場を博物館にしている場所「ヴェルラ砕木・板紙工場」や、青銅器時代に基地として使われていた遺跡である「サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚群」などなど、貴重な世界遺産が多く点在しています。

さらには、ヘルシンキ市内の海に浮かぶ海防要塞「スオメンリンナの要塞」、スウェーデンやノルウェーと共有している遺産「シュトルーヴェの測地弧」などの文化遺産や、氷河の融解によって大地がうごめく世界遺産である「ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島」などの自然遺産があるなど、小さな国であるにも拘わらずかなり膨大な範囲の世界遺産を保有しているのです。

地図でフィンランドを見て、その日本とのあまりの距離の長さに「こんな所、一生行くことないんだろうな…」と諦めている方もずいぶん多いかと思われますが、実際行ってみるとあっという間ですし、一度行けば一生忘れられない思い出ができるので、行きたいけどなかなかその気になれないという方にも思い切って観光してみてほしいと思います。

フィンランドの世界遺産はあまり迫力のあるものがない代わりに、永住したくなってしまうほど居心地の良い家屋が多く点在しているので、もし観光するのであれば、北欧ならではの過ごしやすいインテリアや建物の様子をぜひ観察してみてください。

また、「フィンランドに行くなら、世界遺産も観たいけどオーロラも見てみたい!」という方も当然いらっしゃるかと思われます。

フィンランドで観測する場合はエリア的に北部エリアに行くのが適切なので、もしオーロラを観つつ世界遺産も観光したいのであれば北部エリアにある世界遺産を探してみるのがおすすめです。

ショッピングがしたいのであれば首都ヘルシンキ辺りがおすすめなのですが、残念ながらヘルシンキはフィンランドの南部エリアにあるので、オーロラを観つつ世界遺産も観て、それから南下してヘルシンキでショッピングをするのはかなり大変かもしれません。

また、言わずもがなですが、フィンランドの世界遺産は時として日本人では耐えられないほどの極寒に入ることがあります。

日本人が真冬に着ているような恰好で行っても、それでもなお凍えてしまうこともあるので、くれぐれも寒い思いをしないように、しっかり厚着して観光に臨みましょう。

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