ノルウェー世界遺産

レーロースの鉱山街とその周辺

ノルウェーといえば北欧の王国で、伝統的な氷河の地形であるフィヨルドがあり、寒い地域としてイメージされます。 ノルウェー西海岸にあるガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドは世界遺産の自然遺産にも登録されています。

現在、ノルウェーには7つの世界遺産があり、その中の1つに「レーロースの鉱山街とその周辺」という文化遺産があります。
もともとは、1980年に「レーロース鉱山都市」として世界遺産に登録されていたのですが、対象地域が拡大されて、2010年に「レーロースの鉱山街とその周辺」が世界遺産になりました。

既に鉱山は閉山いていますが、鉱山の街として栄えた都市と、その歴史や文化を繋ぐ周辺地域が、将来にわたり世代を越えて受け継ぎたい財産として評価されたのです。
レーロースの鉱山は1644年に鉱山が開かれました。
そして、1977年に閉山するまで330年以上の長きに渡り操業が続いていました。

最初の世界遺産登録は閉山から、わずか3年後に行われたのですから、鉱山都市としての保存価値は極めて高かったといえます。
レーロースの街は、銅採掘に用いる動力の供給源であったヒッテレルヴァ川の流域に発達していきました。

1678年と1679年には連続して二度の大火が襲い、街の大半が焼ける惨事となりましたが、当時あったルネッサンス様式の市街路は、街の復興にあたってよみがえり、真四角な格子状の伝統ある道が再建され受け継がれています。

レーロースの街は鉱山と鉱業だけでなく、農業との二大産業によって成り立っていました。
そのためか、レーロースの街の発展の流れは、なだらかなのどかさが感じとれ、鉱業の発展によって急激な進化を遂げるのではなく、比較的ゆっくりと成長を遂げてきました。

そのため、街の建物の様子も時代時代の建築の営みが時系列に続くようであり、1700年代から3世紀に渡って続いた今日までの発達の様子を物語っているかのようです。

ノルウェーにある「レーロースの鉱山街とその周辺」を訪れるには、ノルウェーの中部沿岸にあるトロンヘイムの駅から、列車で2時間ほどかけてレーロース駅まで向かいます。
ノルウェーの寒さは厳しく冬にもなれば、レーロースでも川の水が全て凍るほどの寒さです。

レーロースの絵に描いたような可愛く小さな駅の前には観光案内所があり、世界遺産「レーロースの鉱山街とその周辺」を訪れるためのルートマップを確認することができます。
街の中心部には美しい教会があり、整備された街並みや歴史を感じさせる新旧の建物が建ち並びます。

そして、大きな煙突があるいかにも鉱山の街らしい建物に行きあたります。
ここは、かつて精錬所として使われていた建物で、今では世界遺産「レーロースの鉱山街とその周辺」の歴史や文化を垣間見ることのできる博物館になっています。
ちなみに博物館のミュージアムショップでは、銅の鉱石や銅の地金といった洒落たお土産を入手することができます。

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