クロアチア世界遺産

ポレッチ歴史地区のエウフラシウス聖堂建築群

1997年に世界文化遺産として登録されたクロアチアのポレッチ歴史地区のエウフラシウス聖堂建築群は、クロアチアの北西端、アドリア海に面したイストリア半島にあるポレッチ(またはポレチュともいう)という人口17000人の小さな港町にあります。

クロアチアでは6箇所の世界文化遺産と1箇所の世界自然遺産が登録されており、ポレッチ歴史地区のエウフラシウス聖堂建築群はクロアチアにとっては2番目に登録された世界遺産です。

ボレッチはスロベニアとの国境にも近く、クロアチアの国際空港のあるザグレブからは300kmも離れていて5時間以上もかかるるためクロアチア旅行のツアーの一部として世界遺産ポレッチ歴史地区のエウフラシウス聖堂建築群を組み込むと大変に不便ではありますが、イタリアのヴェネツィアから直行フェリーでの船便で3時間程度なので、ヴェネツィアからの一泊コースが便利です。

クロアチアのボレッチは紀元前から古代ローマ人の軍事拠点として作られた街で、長い間ローマ帝国の植民地でした。
ローマ帝国滅亡後も東ローマ帝国に治められ、その時代の西暦553年にパレンティウム司教によりビザンティン様式で建造されたエウフラシウス聖堂をはじめとしたキリスト教の聖堂群が世界遺産に登録されています。

エウフラシウス教会の内部は6世紀に作られた黄金のモザイクで豪華に飾られ、中央にある後陣の天井のモザイク画には、イエスキリストを膝に乗せた聖母マリアを中心に天使と聖人が並び、この世界遺産の中でも目玉的な存在です。
また後陣上部の凱旋アーチには、キリストと12使徒のモザイクが描かれ、後陣の窓の左側にあるモザイクには、天使から聖母マリアへの受胎告知、右側のモザイクには聖母マリアが聖エリザベタ(洗礼者ヨハネの母)を訪問する図が描かれており、現存する初期ビザンティン美術の中でも極めて価値の高いものです。

教会にはこのほかにも、八角形の洗礼堂、大理石の柱廊で囲まれた中庭や司教の館、記念礼拝堂、鐘楼など、貴重な建設物が数多く建造されています。
特に記念礼拝堂の聖マウルスと聖エレウテリウスの聖遺物はたいへん有名です。

ポレッチは、中世はオーストリアやハンガリーの貴族達のリゾートとして栄えた処で、海岸線にはリゾートホテルも立ち並び、沖合いには聖ニコラオス島を臨む風光明媚な光景を目にすることが出来ます。
市街地には 古代ローマ帝国時代の軍事拠点、カストルムの原型をとどめ、マラフォル広場には、紀元1世紀にローマ神話の戦の神ネプチュ-ンを祀るため建てられた神殿もあります。
更に町並みの家々でも、ロマネスク様式の家が保存され、中世のヴェネツィア王国時代の美しいゴシック様式の家も多く見られるとても美しい街です。

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