クロアチア世界遺産

古都トロギル

クロアチアというと、ドゥブロフニクやスプリットという世界遺産や観光地が有名ですが、「古都トロギル」も小さいながら非常に魅力に満ちた世界遺産があります。

クロアチアは大きく4つの地方に分けられますが、古都トロギルやスプリットは、ダルマチア地方に属します。
この世界遺産古都トロギルのあるダルマチア地方は、ディナルアルプス山脈とアドリア海に挟まれているため、山と海の恵みを同時に受けており、海と山の幸を同時に楽しむことができます。

海と山に隣接しているということは当然、戦略的にも恵まれていた土地だったため、古都トロギルは古くから様々な勢力に支配されてきました。
古都トロギルは近くのスプリットと同様、良好な港として紀元前に古代ギリシャの植民地として建設され、その後はローマ帝国の支配も受けました。
もともとはクロアチア本土の一部で、チオヴォ島という島に面した街だったのですが、中世に防衛上の理由から街の周りを城壁と水路で囲い、街自体を小さな島にしてしまいました。

今、古都トロギルの街に入るために小さな橋を渡るのはそのためです。
ちなみにクロアチア本土側からだけでなく、このチオヴォ島へも橋ですぐに渡れます。
チオヴォ島からの古都トロギルの眺めも素敵です。

この古都トロギルが最も繁栄したのは12世紀と13世紀、クロアチア王国支配の時代です。
現在、古都トロギルの最大の見どころとなっている聖ロブロ大聖堂はこの時期の建築物で、クロアチアのロマネスク・ゴシック様式の建築の傑作と言われています。
その後は、ヴェネチア共和国、ハプスブルグ帝国の支配を受け、20世紀にはユーゴスラビア連邦に属していました。
一見、過酷な歴史を持つ街のようですが、小さな街だったために歴史の風雨にさらされることも少なく、古都トロギルの建築物の保存状態は非常に良好なのだそうです。

このような背景を持つ古都トロギルには、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックといった様々な建築様式の建物が小さな街の中に凝縮しています。
ですがそれぞれが反発することなく、うまく調和して魅力のある街並みになっています。
建築物は白っぽい色彩が多く、それが青い空、青い海に映えて南国の雰囲気がかもし出され、建築に詳しくなくても街の美しさを楽しめます。
古い街だけあって路地も多く迷ってしまいそうですが、何気ない路地も趣があって見逃せません。

スプリットからはローカルバスで30分程度とアクセスもいいため、スプリットからの世界遺産を見る日帰り旅行にぴったりです。

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