キューバ世界遺産

アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園

世界遺産「アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園」はキューバ共和国の首都:ハバナより東南東へ約800km、グアンタナモ州とオルギン州にまたがったバラコア山岳の一帯にあります。

アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園の総面積はなんと714.4平方km。陸地が約685.72平方kmで海域が約22.63平方kmという広大な自然公園です。

世界遺産に登録されたのは2001年のことでした。アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園特有の熱帯林、面積の大きさ、標高差、岩石学的複雑さや地形の多様性、固有動植物の豊富さが評価されたのです。標高差についてはなんと1,168mもあります。土壌についても、有毒な成分を含む場所などあり、これらの環境に適応する為動植物たちは変化を遂げて生活してきました。

公園内には約100種もの植物、約64種の鳥類が生存しています。その中でも、キューバで確認されている絶滅危惧種28種のうち16種がこの国立公園で保護されているのです。

特に鳥類では固有種の「マメハチドリ」が世界最小の鳥として有名です。ハチドリは鳥類で体が小さいグループに属しますが、その中でも最小!その全長わずか6cm。体重はたった2g!!見つけるのは困難ですが、ここにしかいないので是非見つけてみたいものです。

またまた固有種の「キューバ・ソレノドン」も生息しています。モグラ目の一種で、体長約25~31cm。食虫類に属し鼻先が長いのが特徴です。また哺乳類には珍しく、唾液に毒を持っています。

もう一種、是非見てほしいのが「陸棲軟体生物ポリミタス」というカタツムリの一種です。これもアレハンドロ・デ・フンボルト国立公園の固有種です。≪地球上で最も美しいカタツムリ≫と言われているだけあり、その殻は実に華やかです。黄・赤・黒・白のラインが渦を巻いていてとてもキレイです。その半面、体は黒いのが特徴です。

その他、アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園では、オウム目やトカゲ類、カタツムリ類など様々な種の動植物を観察することが出来ます。今でも多くの博物学者たちが研究に訪れる場所でもあるのです。

そして、この国立公園の名前の由来になったのも、博物学者の一人ドイツ出身のアレクサンダー・フォン・フンボルトでした。彼が1800~1801年にキューバを訪問したことに由来し名付けられたと言います。

アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園は、まさに貴重な動植物たちの楽園でもあるのです。この生活環境が今後もずっと守られていくのを願うばかりです。

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