エチオピア世界遺産

シミエン国立公園

「シミエン国立公園」は、1978年にユネスコの世界遺産に指定されたエチオピアの自然公園です。
大自然の中でトレッキングや野生動物の観察が楽しめるスポットとして国内を問わず、世界中からの観光客を迎え入れています。

絶壁の上から壮大なロケーションを観ることができるだけではなく、渓流のせせらぎに耳を澄ましながら、癒しのトレッキングを体験することができる世界遺産になっているのですが、なんと言っても見所は「ラス・ダジェン山」。

「アフリカの屋根」、「アフリカの天井」とも謡われるこの山は標高4624メートルもの山脈がダイナミックに展開しており、エチオピアの数ある山の中でも最高峰だとされています。

絶壁の先が尖っていたりと非常に危険なポイントも多々ある世界遺産なのですが、ガイドさんにしっかりついていけば安全に過ごすことができるので、お子さん連れで冒険がしたい方にもかなりおすすめです。

とはいえ、エチオピアはアフリカの中でも気温がかなり高くなる国。

寒季は適度に冷え込むだけで済むので心配する必要はありませんが、夏季にシミエン国立公園を訪問するとかなり汗だくになります。

「思った以上に過酷かも…」とダウンしてしまう方も稀に出てくるので、体力に自信のない方はくれぐれも途中で倒れることがないように気をつけましょう。

やはりなんといってもこの世界遺産のハイライトはラス・ダジェン山なので、思い出を作るために無理して登りたくなってしまうところなのですが、やはり標高が高いだけあって、登れば登るほど酸素が薄くなります。

山登りをあまり経験してない方は酸欠を甘く見がちなのですが、ひどい時には倒れてそのままレスキューに運ばれるまでに至るので、ふだん呼吸が浅い人や、医師や鍼師などから「呼吸器に問題がある」と言われた経験のある方は要注意です。

また、シミエン国立公園には多くの野生動物が棲息しており、危険な動物も存在しているのですが、中には人間になついてくるような温厚な動物もいます。

たとえば、「バブーン」のような猿は人を怖がりませんし、攻撃してくることもまったくありません。

草食なのか公園内の草を延々と食べており、かなり大人しいので、動物の写真を撮影したい方はバブーンをモデルにしてみてはいかがでしょうか。

なお、この世界遺産に限らず、こういった山の周りには水を高値で売ろうとする人がたくさんうろついています。

世界遺産の周囲で食べ物飲み物を調達すると非常に高くつくので、しっかり準備してから参加するようにしましょう。

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