エチオピア世界遺産

アワッシュ川下流域

アワッシュ川はエチオピア連邦民主共和国の北東部を流れるエチオピア第二の川です。 ハダール村付近一帯のアワッシュ川下流域は1980年、世界文化遺産に登録されました。

1974年、アワッシュ川下流域は世界から「人類発祥の地」として注目を浴びることになります。
それは必ず歴史の授業でも勉強する人類最古の猿人≪アウストラロピテクス・ファレンシス「ルーシー」≫の人骨が発見された為です。
他にも大量に先史人類の化石が出土しましたが、ルーシーは全身の約40%もの骨がまとめて発見されたとっても貴重な発見となったのです。

ルーシーは約350万年前に直立二足歩行をしていた重要な証人。
身長約1メートル・25歳くらいの女性で体重はわずか30キロとみられています。
現代人に比べてとても華奢ですよね。
どちらかというと、まだチンパンジーに近い体つきのようです。

ルーシーの奇跡的発見により、人類の進化を考察する上で大きな進歩を遂げたとして、発見から6年後に世界遺産に登録されたのです。
私たちの遠い祖先がこの様にほとんど形を残して発見されると、自分という存在の歴史の深さを少し実感できますね。
ちなみに、
「ルーシー」という可愛らしい名前は、当時エチオピアでも流行していたビートルズの『ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンド』という曲名から名付けられたとか。

ルーシーは観光客でも会うことが出来ます。
アワッシュ川下流域より少し離れたエチオピア首部・アジスアベバの国立博物館に保管されていますよ。
自分の古いルーツを実際見る事が出来る場所です。

他にも、アワッシュ川下流域では人骨だけでなく多くの動物の化石も約6000個発掘されました。
人類・動物の化石たちは、先史時代の自然環境の解明にも大きく貢献してくれているのです。
動物の化石発見により、今では半砂漠地帯であるアワッシュ川下流域が数百万年前は緑豊かで多くの動物が生息していたこともわかりました。

人類の進化だけでなく自然環境まで多くの貴重な証言が眠るのが≪アワッシュ川下流域≫という世界遺産です。

同じくタンザニアの「ンゴロンゴロ自然保護区」も碑ヒト科アウストラロピテクス・アフリカヌスが発見され世界遺産になりました。
しかしルーシー程多くの骨がまとまり見つかった地域はアワッシュ川下流域以外ありません。

人類の始まりの地かもしれないエチオピア・アワッシュ川下流域、是非一度訪れてみてください。

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