ブルガリア世界遺産

古代都市ネセバル

黒海に突き出す小さな半島の街が、ヨーロッパでも最古の都市の一つに数えられる「ネセバル」です。旧市街は3000年の歴史があり、一方で新市街にはビーチなどがあり、ブルガリアの人気リゾート地です。

ネセバルには、古代のトラキア時代からの城壁が残されていますが、特に特筆すべきは、中世以降の聖堂でしょう。古くは5世紀頃から17世紀頃までの各時代の聖堂が建ち並び、ネセバルは聖堂が非常に多い街として有名なのです。1983年に街全体がユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録されました。

■ネセバル3000年史
ネセバルは,かつては島であったと伝えられています。それが長さ400mの地峡で本土と結ばれた半島となっています。この地形が、自然の要塞となったため、古くから国々の争奪戦の場となりました。

ネセバルの起こりは、紀元前10世紀頃のトラキア人の集落です。その後、ローマ帝国、ビザンチン帝国(東ローマ帝国)、オスマントルコ帝国の支配下となります。その間にも、ブルガリア帝国が復興したり十字軍に征服されたりと、めまぐるしく移り変わっています。

街は、5世紀から15世紀頃までのキリスト教国時代に、優れた建築遺跡が建造され、繁栄していました。オスマントルコ時代に入り、街は衰退を始めますが、キリスト教の遺物は破壊されることなく、今日まで素晴らしい景観を見せています。

■世界遺産「古代都市ネセバル」の見どころ
街全体が世界遺産ですので、街並みを歩くだけでも歴史を楽しむことができる素晴らしいところです。建築・歴史保護区として指定しているネセバル市の旧市街は、半島の長さ850m、幅350m程度のエリアです。

「古代都市ネセバル」を特に有名にしているのは、保存状態の素晴らしい、各時代のキリスト教の聖堂群です。最も古い時代のものは、ビザンチン帝国のコンスタンチノープルに倣って5世紀末~6世紀初頭に建設されたバジリカ式の「聖ソフィア聖堂(旧司教教会)」です。床には鮮やかなモザイクが施されています。他にも、11~13世紀では、聖ステファン聖堂(新司教教会)、 13~14世紀の全能者ハリストス聖堂、17世紀の聖スパス聖堂などが有名でしょう。

■ネセバル市の地理と観光
ブルガリアのネセバル市は、本土から伸びる一本道の先にある小さな半島です。世界遺産となっている旧市街の歴史を満喫する街並みと、マリンスポーツなどビーチが魅力的な新市街の2種類の楽しみがあることも、人気の観光地となっている理由でしょう。

半島の入口には、「考古学博物館」があります。ネセバルの三千年の歴史を知ることができますので、まずがここを訪れてから、街を散策するのがお勧めです。また、旧市街と新市街を結ぶ道は、人気の散歩コースになっています。新市街の近代的なホテルで過ごしつつ、旧市街の街並みを散策することも、逆に旧市街に宿泊して、歴史ある本来の街の雰囲気を味わいつつ、新市街へ足を運ぶことなど、楽しみ方もいろいろです。

さらに、ブルガリア最大のリゾート地であるサランチェフ・ブリャグは、ネセバル市のすぐそばです。このリゾート地は、5つ星の複合ホテルをはじめ、さまざまなタイプのホテルやレストラン、娯楽施設も抱負です。またビジネスツーリズムの場所としても人気があり、数十万人の観光客が訪れます。特に夏は、ネセバルとサランチェフ・ブリャグ間の便が多くなりますので、そちらのチョイスも大人気です。

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