ブルガリア世界遺産

ピリン国立公園

ブルガリア南西部のピリン山脈に、ピリン国立公園があります。広さは約4000ヘクタール、国内最大の国立公園です。この公園の特徴は、動植物に豊富な地域固有種が棲息していることにあり、そのうち絶滅危惧種も数多く上ります。 この山脈には、現在も氷河が残っています。最高峰のヴィフレン岳には一年中雪があり、太陽に反射した姿の美しさが、ブルガリア人に愛されています。 1983年には、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されました。

■世界遺産「ピリン国立公園」の見どころ
ピリン国立公園には、起伏が飛んだ地益に、多様な植物種をもたらしています。主に森林帯・亜高山帯・高山帯に分類され、数多くの固有種が棲息しています。

中でも、ピリンのシンボルである「エーデルワイス」は有名でしょう。他にも、ブルガリア最古の木で樹齢1300年のボスニアマツ(ブルガリア語で「バイクシェフのマツ」と呼ばれる)があります。

■ピリン国立公園の地理と観光
ピリン国立公園には、シナニツァ、バユヴィー・ドゥプキー、ヴィフレン、ベズボッグ、カメニツァなどの公園地域があり、それぞれ登山ルートに、8つの山小屋と4つのシェルターがあります。

中でもヴィフレン公園地域には、ピリン山脈の最高峰のヴィフレン岳(標高2914m)があり、ブルガリアの観光名所100選の一つに選ばれています。また、この地域に、上述の「バイクシェフのマツ」があります。

バユヴィー・ドゥプキー公園地域は、ヨーロッパを横断する国際的な登山ルート(ピレネー~アルプス~リラ~ピリン~ペロポネス)を通過します。
ピリン山脈の麓のバンスコ市の観光案内所には、公園内の自然や動植物の映像の上演や、トレッキングツアーや様々なプログラムなども実施しています。

■ピリン山脈の麓バンスコとメルニクの地理と観光
ピリン国立公園には複数の自治体にまたがっていますが、その中で麓の街、バンスコとメルニクをご紹介しましょう。

バンスコ市は、ピリン山脈の北の麓、標高925メートルの街です。首都ソフィアから150キロで、ブルガリアの冬のリゾート地として有名です。特にスキーリゾートは国際的な人気であり、ゲレンデは市内から7キロのスキー道路で結ばれているほどです。また、スパも有名ですし、博物館や建築・歴史的な名所も数が多く、ブルガリアの重要文化財に指定されているものも7件あります。
バンスコは、夏はピリン観光の出発点に、冬はスキーリゾートとして人気の観光地なのです。

一方のメルニク市は、ピリン山脈の南の麓にある小さな街です。首都ソフィアから175キロ、30キロ先にギリシャとの国境があります。ここは、自然・建築保護区に指定されています。ブルガリアでも有名な名所、メルニク奇岩の異相は、世界中の観光客の目を楽しませますし、古い教会や邸宅なども貴重な遺産です。
メルニクのもう一つの顔が、ワインです。ブルガリア固有のメルニク種の「メルニク・ワイン」は、独特の風味があり、ワイン通ならずとも、ぜひ一度試したい味です。

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