オランダ世界遺産

リートフェルト設計のシュレーダー邸

オランダのユトレヒトにある「シュレーダー邸」は、建築を学ぶ人なら知らない人はいないという程、有名です。日本を代表する建築家の1人である安藤忠雄も絶賛しており、ぜひ一度訪れたいところでしょう。1920年に作られた「シュレーダー邸」は、1998年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

●ユトレヒトの歴史と文化
「シュレーダー邸」は、近代建築を代表するものですが、その前にユトレヒトという街の歴史もご紹介しておきましょう。ユトレヒトは、オランダ第4の都市であり、中世の時代からユトレヒト大司教が坐す、オランダの宗教の中心地です。また、オランダ最古の大学「ユトレヒト大学」もあります。そのため、アムステルダムに負けず劣らず、美しい歴史的建造物が残っている街です。

まず一番に行くのなら、オランダで最古の教会塔である「ドム塔」が良いでしょう。14世紀に作られて以来、ユトレヒトのシンボルと言える存在であり、頂上まで登れば、ユトレヒトの市街はもちろん、遠くアムステルダムまで見渡すことができます。また、隣にあるゴシック様式のセントマーティン大聖堂には、中世の壁画やステンドグラス・中庭などが楽しめます。

ユトレヒト郊外には、オランダ最大の城である「デ・ハール城」があります。湖畔のほとりにあって、塔やチャペル、庭園を備え、城内には素晴らしい芸術品の数々を持つ、ヨーロッパでも屈指の華麗な古城です。
中世から続く歴史的建造物と、「シュレーダー邸」のような近現代の名建築が共存しているのが、ユトレヒトの魅力の一つでしょう。

●世界遺産「リートフェルト設計のシュレーダー邸」の見どころ
シュレーダー邸」は、未亡人シュレーダー夫人と3人の子どもたちのために、建築家G.T.リートフェルトが設計した有名建築です。夫人は亡くなる1985年まで、この家に住んでおり、現在は公開されています。

この建物の魅力は、建設された20世紀初頭における革新的な設計です。その空間造形や色使いが、生活に溶け込みつつ、遊び心に溢れていることで、多くの人を惹きつけています。

建物の内部には、様々な仕掛けがあり、モダンな“カラクリ屋敷”をイメージするかもしれません。可動式間仕切りの2階や、収納できる浴室の間仕切り、自動的に鍵がかかる窓、1階と2階をつなぐ伝声管など、見どころが満載です。

ガイドツアーもありますので、細かく仕掛けを知りたいのなら参加しましょう。また、リートフェルトは、もともと家具職人でも有名な人ですので、インテリアデザイナーであったシュレーダー夫人と、リートフェルトの家具の取り合わせも見逃せません。

●ユトレヒト観光
ユトレヒトの有名建築の一部は、前述しましたので、ここでは他の観光スポットをご紹介しましょう。

ユトレヒトは、アムステルダムと同様、まずは運河で街並みを散策しましょう。遊覧船や手こぎのボートなど、選ぶことができます。ヴェネツィアのゴンドラ風のもあり、特に春のクルーズは大人気です。さらに、運河沿いのレペレンブルグ公園は、ピクニックや野外ステージなどで、特に夏に人気のスポットです。

また、ユトレヒトにも美術館がたくさんあります。
「セントラールミュージアム・ユトレヒト」を筆頭に、「カタライネコンベント博物館」や「鉄道博物館」「オルゴール博物館」も有名です。

さらに、ユトレヒトで外せないのは、女性や子どもに大人気の「ミッフィー」の作者ディック・ブルーナの出身地であり、現在も住んでいる街であるということ。ユトレヒトに行ったら、「ディック・ブルーナハウス」へ行き、ミッフィーのグッズを買うのを目的とする世界中のファンがいます。

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