ペルー世界遺産

神聖都市カラル=スーペ

世界遺産が豊富な観光地として人気を集めているペルー。正式名称ペルー共和国はインカ帝国として栄えた歴史ある国です。その後スペインに征服されたため、現在でも公用語がスペイン語となっています。ペルーといえば、世界遺産登録されている神聖都市カラル=スーペを欠かすことができません。

神聖都市カラル=スーペは首都リマの北に位置し、中心地から200kmほどの場所にあります。リマから近いのもうれしいポイントですね。神聖都市カラル=スーペはカラル遺跡とも呼ばれています。神聖都市カラル=スーペはリマのバランカ郡にあるスーペ谷沿いにある遺跡で大きな遺跡となっています。

アメリカ大陸に存在する数多くの遺跡の中でも神聖都市カラル=スーペは、アメリカ大陸で1番古い都市遺跡だという学者も多くみられます。ただし文献等が残っていないため、確証はなく異論を唱える学者も多くみられます。神聖都市カラル=スーペはアンデス文明の1つと考えられており、カラル文化またはノルテ・チコ文化とも呼ばれています。

カラルの地に定住者がいたのは紀元前3000年~紀元前2000年ごろと考えられています。繁栄を誇ったカラルは、都市として機能していたのではないか?と考えられています。ルート・シャディを発掘した発掘者たちは大神殿はもちろんのこと、住居後も多く見られることからアメリカ大陸最古の都市機能を持った中心地帯といった見解がされています。カラル周辺から同じような遺跡も発掘されていますが、規模がまったく異なっており、カラルにおいて3000人以上の人々が居住していたのでは?と考えられています。

多くの人が居住していたと見られるカラルは、スーぺ川の恵みを受け繁栄を続けたと推測されています。古代エジプトをはじめ、川の恵みを受けられる地では都市機能を兼ね備えた文明が発達している傾向が強く感じられます。
スーぺ川周辺では、かぼちゃ・さつまいも・とうもろこし・唐辛子・アボカド・いんげんなどが見つかっています。このことから川を利用して、農作物も確保されていた姿が想像できます。またスーペ川はいわしなどの魚介類も生息しています。スーペ川の恵みで、食糧事情も充実していた様子がわかります。

名神聖都市カラル=スーペの発見につながったのは、1948年にポール・コソックによってチュパシガロ・グランデが発見されたことがはじまりました。その後発掘調査がすすめられ、現在では多くの観光客が訪れています。

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