オーストリア世界遺産

シェーンブルン宮殿と庭園群

ウィーン観光で外せない、世界的にも有名なバロック建築である「シェーンブルン宮殿」は、ウィーン郊外にあります。ハプスブルク家が離宮として愛した、庭園も美しい宮殿です。1996年には、「シェーンブルン宮殿と庭園群」として、世界遺産(文化遺産)に登録されました。

●ハプスブルク家の女性
ハプスブルク家は、ヨーロッパで最大の王家であり、オーストリアをはじめ、スペインやドイツの君主を輩出しています。政略結婚で力を強めてきた家ですので、ハプスブルク家には、君主の他に、名高い女性たちも多く、歴史に登場してきました。その大半は、皇后や王妃となっています。

スペイン帝国の黄金期の国王フェリペ2世の最後の妻アナや、ナポレオン1世の皇后マリー・ルイーズもハプスブルク家の女性です。中でも、最も有名なのが、女帝マリア・テレジアと、フランス王妃となった娘マリー・アントワネットでしょう。

世界遺産「シェーンブルン宮殿」は、元々は1693年にレオポルド1世が狩猟用として作った別荘でした。その後、歴代の皇帝が手を加えていき、18世紀のマリア・テレジアの代になって完成しました。6歳の神童モーツァルトと、幼き日のマリー・アントワネットが出会ったとされる逸話も、この宮殿が舞台です。

●世界遺産「シェーンブルン宮殿と庭園群」の見どころ
「シェーンブルン宮殿と庭園群」は、絢爛豪華なバロック宮殿と、世界最古の動物園を含めた広大な庭園と、見どころ満載です。宮殿内には、1441部屋あって、そのうち公開されているのは45部屋です。内装の大半はロココ調で、金箔を施された壁面やボヘミア・ガラスのシャンデリアなど、煌びやかに彩られています。フランツ・ヨーゼフ皇帝の居間や執務室、国事用の部屋や貴賓室の他、「鏡の間」や「中国の部屋」、「青い陶器の部屋」、「ミリオンの部屋」も有名です。

庭園の丘には、凱旋門を思わせるギリシア風建築「グロリエッテ」があります。展望台があり、ウィーン市街を見渡せます。また、カフェが営業しており、人気です。さらには、ヨーロッパ最古で、最も美しいと言われるシェーンブルン動物園や、熱帯植物を集めた「パルメンハウス(大温室)」もあります。また、迷路庭園もあって、人気を集めています。

●オーストリアの古城観光
オーストリアには多くの古城・宮殿があります。ここでは、そのうちのいくつかをご紹介しましょう。

まず、世界遺産「ウィーン歴史地区」。皇帝の居所であった「ホーフブルク王宮」、現在はオーストリア・バロック博物館となっている「ベルヴェデーレ宮殿」、ラインツ動物公園内にある離宮「ヘルメスヴィラ」などがあります。また、郊外に前述の世界遺産「シェーンブルン宮殿」があります。

アルプスの街、チロル地方にも王宮があります。「インスブルック王宮」です。また、ハプスブルク家の美術コレクションを展示する「アンブラス城」や、チロルで最も美しいと言われるオーストリアの文化遺産「トラッツベルク城」も見逃せません。

世界遺産「ザルツブルク歴史地区」には、街のシンボル「ホーエンザルツブルク城」があります。また、映画「サウンド・オブ・ミュージック」にも登場し「ミラベル宮殿」は、モーツァルトも演奏したという大広間もあります。また郊外には、“水の楽園”と呼ばれる広大な庭園を持つ「ヘルブルン宮殿」も人気です。

その他にも、ドナウ川の都市リンツにあり、州立博物館となっている「リンツ城」や、ウィーン近郊のロザーリエン山上にあり、武器コレクションで有名な「フォルヒテンシュタイン城」も人気の観光地です。

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