オーストリア世界遺産

ウィーン歴史地区(2)

2001年に世界遺産(文化遺産)に登録された「ウィーン歴史地区」は、世界的な歴史と文化の都市に相応しく、見逃せない観光スポットも満載です。そこで、前項のウィーン歴史地区(1)に引き続き、“音楽の都”ウィーンをご紹介します。

●ウィーンの文化史
オーストリアの首都ウィーンは、ハプスブルク家の帝都として宮廷文化が栄えました。中でも、音楽文化は、現在までウィーンが世界に誇るものでしょう。

ウィーンで活躍した音楽家と言えば、最も有名なのがモーツァルトです。ザルツブルクに生まれ、幼少期はヨーロッパを演奏旅行しましたが、ウィーンで結婚し、この地で生涯を終えました。有名な『フィガロの結婚』をはじめとしたオペラは、ウィーンのブルク劇場で初演されています。

他にも、ハイドンやベートーベン、マラーなど、多くの音楽家がウィーンで活躍しました。現在でも、ウィーンは、ウィーン・フィルやウィーン少年合唱団などが活躍し、「ウィーン国立歌劇場」や、オペレッタを上演する「ウィーン・フォルクスオーバー」、ウィーン・フィルの本拠地「ウィーン:コンツェルトハウス」などで、多くのコンサートが開催される「音楽の都」なのです。

●世界遺産「ウィーン歴史地区」の音楽史的見どころ
それでは、「ウィーン歴史地区」の中の、音楽にまつわる史跡をまわってみましょう。

まず訪れたいのは、「ウィーン中央墓地」でしょう。多くの著名人が眠る観光名所となっています。有名な音楽家を挙げてみると、ベートーベン、ヨハン・シュトラウス、ブラームス、シューベルト、そして映画『アマデウス』でモーツァルトの才能に苦悩する音楽家として描かれたサリエリの墓もあります。

クラシック音楽ファンなら、「モーツァルト・ハウス」もぜひ訪れていただきたいところです。モーツァルトはこの家でオペラ『フィガロの結婚』を作曲し、若き日のベートーベンも訪れたとされています。

ベートーベンは、“引越魔”と言われるほどだったので、家もいくつか残されていますが、最も有名なのは、現在は市立記念館になっている「パスクァラーティ・ハウス」でしょう。他に、交響曲「英雄」を作曲した「エロイカ・ハウス」も有名です。

他にも、シューベルトの生家や最期の家、ハイドンの記念館、ヨハン・シュトラウスの家など、ウィーンには音楽家の足跡が多く残されています。

●オーストリアの音楽観光
クラシック音楽が盛んなウィーンでは、各地で音楽フェスティバルが開催されています。ここでは、オーストリアの音楽観光をご紹介しましょう。

まずは音楽の都、ウィーン、オペラ座などが夏季休業に入る7・8月をのぞく10ヶ月間が音楽シーズンです。ウィーン芸術週間である5・6月は、質の高いコンサートが企画されますし、他にも春の音楽祭、イースター音楽祭などもあり、観光客で賑わっています。

次は、モーツァルトの生誕地ザルツブルク。7月末から8月末まで開催される、有名な「ザルツブルク音楽祭」には、世界中の音楽ファンが集まり、チケット入手が困難な程です。

他にも、ノイジィードラーゼー湖の湖上舞台で行われる「メルビッシュ・夏のオペレッタ音楽祭」、モント湖で開催される「モント湖音楽週間」、リンツで開催される「国際ブルックナー音楽祭」などなど、多くのフェスティバルがあります。

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