チェコ世界遺産

レドニツェとヴァルチツェの文化的景観

レドニツェとヴァルチツェの文化的景観は、チェコにある世界遺産です。人類が作り出した景観の中でも最高傑作の1つに数えられています。2つの美しいお城の文化的、芸術的な価値も高いのですが、その建造物の周辺環境として作られたイギリス式の庭園が、最も高い評価を受けています。ただの庭園でなく風景式の庭園で、本物の木や河、池などを利用して作った風景が広がっています。

【時代】
元々、バルト海と地中海の陸上中継地点として栄えた同地です。その土地に13世紀、リヒテンシュタイン家が入ってきて、土地を手に入れた辺りから、レドニツェとヴァルチツェの文化的景観の歴史が始まります。13世紀にレドニツェ城、14世紀にヴァルチツェ城を作り、リヒテンシュタイン家の別荘として利用を開始します。1715年、敷地内に連絡道路が作られたり、ヨーゼフ1世がイギリス式庭園を敷地内に造り始めたりと、その文化的景観はいよいよレベルを増していきます。後にヨーゼフ2世が1858年から1929年にいたるまで、庭園の管理と手入れに身を捧げ、その美しさは最高潮に高まりました。リヒテンシュテイン一家の手によって完成した稀なる歴史的景観としても、世界から評価されています。

【主な関係者】
全ては、代々のリヒテンシュテイン家の功績によりますが、最大の特徴である風形式庭園を実務的に手がけた人間は、管理人のバーナード・ペトリです。彼の監督下によって、敷地内にある自然を利用した、人口の風景が作られていきました。

【主な建築物】
主な建物は、レドニツェ城とヴァルチツェ城です。レドニツェ城は13世紀に作られて以来、ルネサンス風、バロック風、ネオゴシック風と、時代の空気を取り入れながら何度も改修が施されてきました。一方のヴァルツェ城も14世紀に作られて以来、ルネサンス様式にバロックのテイストを加える形で、改修が行なわれてきました。また、レドニツェとヴァルチツェの文化的景観の最大の特徴は、風形式庭園です。200平方キロメートルある庭園の中に、松林、川、ラムサール条約の保護対象にもなっている湿地など本物の自然が活かした、人口の風景が作りこまれています。

【世界遺産に登録されたポイント】
レドニツェとヴァルチツェの文化的景観は、チェコやヨーロッパを越えた人類共通の財産として世界遺産に認定されました。人間の創造する力がどれほどに大きいのかを知らしめてくれる実例として、極めて稀な価値を持っています。風景を設計するという文化的活動の最高傑作は、一部が一般にも公開されています。

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