チェコ世界遺産

リトミシュル城

チェコの東西を行き来する交通の拠点にある世界遺産、リトミシュル城です。火災に見舞われて何度も建物が消失したり、傷ついたりしましたが、そのたびに時の優秀な建築家が改修を施し、現在の美しい形になりました。ルネサンスとゴシックがほどよく共存した建築は、歴史的な価値と共にアートとしての質の高さも認められ、世界遺産に認定されました。

【時代】
もともと同地には10世紀の頃から、人々が暮らしていました。教会が建てられ、お城が建てられ、町は発展していきます。リトミシュル城が文献に始めて登場する年代は1398年でした。しかし、その古い城は、1460年、1546年、1560年の度重なる大火のせいで損傷を受けました。その後、城は所有権が変わると共に、大規模な修復工事が始まります。1568年から1580年まで工事は続き、現存するお城の形が出来上がります。しかし、リトミシュル城はその後も大きな火事に見舞われます。そのたびに時の建築家が改修を試み、1999年にユネスコの世界遺産に登録されました。

【場所】
リトミシュル城は、チェコの西部ボヘミアと東部モラヴィアを結ぶ、交通の要所に位置しています。そのため、同地には多くの人が古くから訪れました。

【主な関連人物】
1568年から1580年まで行なわれた最初の大掛かりなリトミシュル城の改修工事は、ジョバンニ・バプチスタが総監督を手がけました。その後の大火事で再度の改修が行なわれた1719年は、建築家のフランチスク・マキシミリアン・カンカが舵取りを行いました。

【主な建造物】
リトミシュル城には歴史的、芸術的な価値の高い建造物が多くあります。1796年から1797年までに追加されたゴシック様式のオペラ劇場が城内にあり、現在でも同劇場で演奏会が行なわれています。1949年からは城内のオペラ劇場を利用して、国際オペラフェスティバルも催されています。チェコの大統領も参加するほどの大きなフェスティバルです。その他には、バロック様式と新古典主義が共存する、世界一美しいといわれる蒸留所や、絵画で埋め尽くされた城壁なども有名です。城壁には8,000以上の絵画が描かれており、同一の絵は1つとしてありません。

【世界遺産に認定されたポイント】
イタリアのルネサンス様式がチェコで発展した、独自のアート形式を体現しているリトミシュル城です。その芸術性の高さと歴史的な存在感で世界遺産に認定されました。驚くほど優れた保存状態で現存するそのお城は、チェコの近隣諸国のみならず、世界中からも観光客を集めています。

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