チェコ世界遺産

ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会

ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会は、チェコにある世界遺産の1つです。敬虔な信者であるヤン(ジョン)・ネポムツキーの伝説をたてまつる教会として建造され、その後は巡礼教会として各地から巡礼者が集まりました。殉教者ヤン・ネポムツキーの没年にちなんだ5と3をモチーフにした美しい教会は、その歴史的な価値と、人類の信仰心を学ぶために貴重な財産として、世界遺産に登録されました。

【時期】
ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会は、1719年に建築が開始しました。1721年には主な建物が完成し、着工が順調に進んで行きましたが、1737年には大火で消失します。1769年に最初の完成を見ますが、1783年には2度目の大火に見舞われます。1792年から1793年には屋根やファサードが修復され、1794年から1802年にかけては回廊の修復が行なわれます。

【場所】
ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会は、チェコの首都、プラハの南西に位置します。チェコを東西に分けて、東をモラヴィア、西をボヘミアと呼びますが、その東部、モラヴィアに位置します。

【建設者】
ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会は、チェコのプラハで活躍する、イタリア系の建築家、ヤン・サンティーニが設計しました。聖ヤン・ネポムツキーの没年53歳にちなんで、5と3をモチーフにした外観を持つ聖堂を作りました。5つの角を持つ星型の聖堂や、5つの門、5角形の礼拝堂など、テーマに沿った建築がゴシックとバロックを融合した美しい形にまとめ上げられています。インテリアや調度品に関してもヤン・サンティーニが設計し、現在も美しい形で残っています。

【建築物の特徴】
メインの礼拝堂と回廊を中心とした構造になっていますが、全ては殉教者のヤン・ネポムツキーの伝説に由来しています。彼は王の怒りを買って1393年に殺されます。しかし、川に投げ捨てられた殉教者ヤン・ネポムツキーの舌が、完全な形で腐らずに残っていたという伝説から、同礼拝堂の建設計画はスタートします。その伝説は信仰のもたらす力の表れだとして熱心な信者の信仰心を刺激し、礼拝者の聖地となりました。

【世界遺産の選考ポイント】
ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会は、チェコのみならず、東欧のクリスチャンの聖なる礼拝地として大切にされてきました。その建築が現在も美しい状態で残っている点が、世界遺産に登録された理由です。19世紀には墓地としても利用され始めます。現在は世界中から信者のみならず、観光客も集めています。

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