ポルトガル世界遺産

ポルト歴史地区

ポルトはポルトガル北部の港湾都市です。ポルトガルではリスボンに次ぐ二番目の都市です。ポルトの旧市街が1996年に「ポルト歴史地区」として世界遺産に登録されました。ポルト歴史地区には、聖グレゴリウス聖堂、大聖堂、ポルサ宮、聖フランシスコ聖堂などが含まれます。

ポルトと言えばポートワインで有名ですが、かのエンリケ航海王子の出生地であり、王子の海外進出の足掛かりともなった地です。ポルトの起源はB.C.4000~3000年だとされています。ローマ時代にはポルトゥス・カレと呼ばれる屈指の貿易港であり、実はポルトガルの国名の由来ともなっているのです。

旧市街そのものが世界遺産ですから、見るものすべてに目を奪われます。街のほぼ中心にあるサン・ベント駅は1916年に完成しました。この駅の構内には2万枚、面積にして551㎡もあるアズレージョです。このアズレージョにはポルトの歴史が描かれており、いくつもの物語を読んでいくようです。駅構内にある絵物語ですね。

街の中で最も古い建造物である、ポルト大聖堂。ロマネスク様式の建築物です。建築を始めた頃はロマネスク様式でしたが、度重なる改築によりバロック様式や他の様式と混在するようになりました。大聖堂はバロック時代に大きな変貌をとげました。バロック様式の涼み廊が増築されたのもこの時代のことでした。ただ、ファサード正面はロマネスク様式のままを保っています。

ボルサ。“宮”とつくので宮殿と思ってしまいそうですが、実はごく最近まで取引証券所だったのです(現在は商工会議所が使用している)。中に入ると「法廷の間」「黄金の間」「アラブの間」があります。「法廷の間」では実際に裁判が行われていました。「黄金の間」今でも使われており、レセプションなどに使用されます。「アラブの間」はスペインのアルハンブラ宮殿を模したと言われています。アラベスク調のタイルが部屋中を埋めています。

ボルサ宮の向かい側には、ポルトガルの英雄、エンリケ航海王子の銅像が建っています。ポルト歴史地区の中で見逃せないのが、ターリャ・ドウラーダ(金泥細工)と呼ばれるバロック装飾で有名なサン・フランシスコ教会です。ゴシック様式で建てられていますが、内部はバロック様式の装飾です。

この内部の装飾が圧巻です。なんと600㎏の金箔を使って飾られているのです。主礼拝堂には「キリストの木」と呼ばれる木工細工・「ジェッセの樹(キリストの家系図)」「無原罪の御宿り」があります。ポルト歴史地区にはカフェにも歴史があります。20世紀初期のアールヌーボー調インテリアが美しいカフェ・マジェスティックへも是非どうぞ。

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