スウェーデン世界遺産

ドロットニングホルムの王領地

ドロットニングホルムの王領地は、現役のスウェーデン国王が住んでいる王宮です。湖上に浮かぶ島に18世紀ごろ建造され、現在にいたるまでその宮殿と建築物は、完璧な状態で保存されてきました。ヨーロッパの、特に北欧の王族の生活を知るために必須の建築物として、王宮がまるごと世界遺産に認定されています。

【歴史】
ドロットニングホルムの王領地は、元々1662年、スウェーデン王家の避暑地、夏季限定の住居として建築が始まりました。最初の完成は1686年になりますが、以後100年以上にわたり、同地は改良改善が試みられてきました。1766年にはオペラ劇場、1769年には中国庭園、1777年にはイギリス式庭園など、王領地に様々な施設が追加されていきます。そうした建築物は、今もなお完璧な状態で残っています。

【場所】
ドロットニングホルムの王領地は、スウェーデンの首都、ストックホルム郊外の湖上にある島の上にあります。ストックホルムの旧市街地にも王宮が存在しますが、その王宮に暮らす王族の別荘として建てられた経緯があります。ストックホルムを訪れた観光客は、足を伸ばして世界遺産の同王領地へ足を運んでいます。

【建造者】
スウェーデンの王族が、自分たちの別邸として建造を始めました。その王領地の所有権は代々王家に伝わり、仮住まいを定住の場所にした王族もいました。ベルサイユ宮殿を模倣して造られた住まいなので、フランスのロココ様式が随所に取り入れられています。当時、北欧の王族がヨーロッパ中央の王族に影響を受けていた例証ともなっています。

【王領地の建造物】
ドロットニングホルムの王領地には宮殿のほかにも色々な建物があります。フランス式の庭園はもちろん、英国式庭園、中国式庭園、ギャラリー、図書館、オペラ劇場など様々です。オペラ劇場は現在でも上演を続けており、400人分ある観客席や衣裳部屋、舞台演出に使われるカーテンなど、往年の状態を今もなお残しています。常設のフルオーケストラが今でもおり、オペラの演奏を行なっています。

【世界遺産の認定ポイント】
ドロットニングホルムの王領地は、18世紀の北欧で栄えた王族たちの生活を現代に伝える、極めて貴重な例証として世界遺産に認定されています。ベルサイユ宮殿に影響を受けつつ、当時の流行であった東洋のテイストを取り込んだ建築様式になっています。インテリアの装飾に50年を費やしたり、王宮の建築に100年を費やしたり、現代もなお住居として手を入れたり、永遠未完の王宮としてスウェーデンに君臨しています。

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