日本世界遺産

日本の世界遺産

日本に住む人のほとんどがテレビで世界遺産というと、海外の紹介が多く、南アメリカ大陸、北アメリカ大陸、南アジア大陸、東南アジア、中国大陸、旧ソ連、南アフリカ、北アフリカ、アラブ、南ヨーロッパ、東ヨーロッパなどといった地域を思い浮かべる人が多いことと思います。

日本の皆さんよくご存じなのが南アメリカ大陸ではマチュピチュなどの世界遺産があり、東南アジアにはアンコール遺跡などが存在しています。

古くから栄えている中国大陸では、中国独特の文化があいなった世界遺産がみられ、万里の長城など交易の歴史上欠かせないものも多数存在しています。南ヨーロッパでは何度も編成されたり、分裂してさまざまな国がありますが、フランスなどは今もアントワネット妃が住んでいたといわれる王宮が残されており、日本人の観光客らの姿も後を絶ちません。
これらが書籍でそしてテレビでと報道されて、日本の私達は「行って見たいな」と遠い国に憧れを持つわけです。

 一方日本では、温泉番組は多くみられますが世界遺産の紹介については、そんなに力を入れているように見受けられません。しかしながら日本には日本の良さがあり、自分の生まれた国のルーツを知る上でも、まず国内に目をむけ、日本国内全てにある世界遺産を制覇してみるというのもいいのではないでしょうか?

日本国内に目を向けたとき、日本らしさあふれる新らたな発見があることと思います。

日本には意外に知られていませんが多くの世界遺産があり、その数は現在(2013年)のところ17個に登ります。どちらかと言えば西日本側に多いのですが、四国地方を除く全ての地方に世界遺産はちらばっております。

2013年に念願の世界遺産に登録された日本の富士山は記憶に新しいことでしょうが、ではその他の遺産とはどういったものかここで簡単にご紹介していきます。
個々の詳しい説明は各遺産ページをご参照ください。

「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の構成資産でもある毛越寺も人気が高く松尾芭蕉が「夏草や つはものどもが 夢のあと」と読んだ地として知られています。平泉の毛越寺から1キロほど北上したところには中尊寺金色堂もあります。距離も近いことから、中尊寺と毛越寺はセットで訪れたいところですね。

「白川郷五箇山の合掌造り集落」は日本の岐阜県の飛騨西部と富山県の南西端の地域にある合掌造りの建物で有名な秘境として知られています。一歩この地に足を踏み入れるとまるで昔話の世界に迷い込んだかの様な気持ちになることでしょう。またこの地を訪れた際、日本の世界遺産の合掌造りの建物に泊まってみるのも良い経験ではないでしょうか。

日本の古都京都の文化財は1994年に世界遺産登録されました。京都の名だたる神社、寺院、二条城などから構成されております。京都は古くから日本の中心地として栄え、世界遺産登録以前から情緒ある街並みを有する京都は現在も国内外の旅行客に非常に人気がある日本の観光スポットとでもあります。

また京都と並んで人気のある観光地奈良も古都奈良の文化財として世界遺産登録され、有名どころの寺院が名を連ねております。「奈良の大仏」で親しまれている地でもあり、現在も修学旅行の定番スポットとなっています。奈良公園では国の天然記念物の鹿がおり、季節により鹿の角きりなどのイベントが行われております。

日本の世界遺産日光の社寺は、サルが多く生息する地として有名な栃木県日光市に存在します。秋には紅葉を見に多くの観光客が訪れるこの地は日本文化遺産として、10番目世界遺産登録された地でもあります。日光東照宮、日光山輪王寺、二荒山神社の二社一寺のお参りは欠かすことができません。

日本初の自然遺産として登録されたである白神山地は青森県と秋田県に広がる雄大な自然を誇る山地で非常に見ごたえがあります。東北の厳しい冬を乗り越え、ブナの原生林が世界最大級の規模で広がっています。

知床もまた2005年に世界遺産登録された3番目の自然遺産です。この登録がきっかけで知床へ足を運ぶ人はいっきに増え、周囲には宿泊施設も目立ち始めてきました。とはいうもののまだまだ手付かずの自然に囲まれた地帯であり、また本土では確認できない、貴重な植物や動物もたくさん生息しています。
日本ではあるものの、日本ではないような・・・そんな地帯です。

屋久島は日本を代表するアニメ、ジブリ映画の「もののけ姫」と関連があると言われている地でもあります。どうしてもののけ姫と関係があるかというと、アニメに登場するシシ神の森のイメージを求めて、巨大な屋久杉で一躍有名となった屋久島でロケハンを行ったからです。
このエピソードはもののけ姫ができるまでの実録でも紹介されています。日本の世界遺産ファンはもちろん、日本を代表するジブリファンにとっても1度足を運んでみたい地ですね。

厳島神社は、みなさんも映像で何度もみたことがあることでしょう。海の中に浮かぶ厳島神社はいつか沈んでしまう日が来るといわれています。寂しい話ではありますが、水の中にぽっかりと浮かぶ姿は、まさに幻想的です。

姫路城は、姫路を代表するお城です。お城の多くは戦国時代や第二次世界大戦時の空爆によって破壊された経緯があるため、こうした形で保存されているのはきわめて珍しいことです。空襲の際は、周囲が燃え上がりましたが、姫路城は無事残ったというエピソードがあります。

法隆寺はみなさんもご存知でしょう。歴史の教科書でも出てくる、象徴的なお寺です。当時の人物はもう亡くなっていますが、建物はこうして時代が変わっても形として残っており、当時の面影を根強く残しています。

紀伊山地の霊場と参詣道の世界遺産は、有名な政治家たちも訪れる名所となっています。テレビでも度々放映されており、近年では海外からの観光客らも参拝に訪れています。
文化や国は違えど、先祖を祭る気持ちと周りの人たちの幸せを祈る気持ちは、今も昔もかわりありません。

負の世界遺産と呼ばれている原爆ドームは、ご存知でない人はほとんどいないことと思います。長崎県のシンボルとして、今も多くの人が訪れています。

小笠原諸島は、自然遺産として世界遺産登録され、日本列島中でも自然と綺麗な海を満喫できます。世界遺産琉球王国のグスク及び関連遺産群は、他の世界遺産よりも名前があまりなじみがないかも知れませんが、グスクとはお城のことで、その遺跡群は沖縄ならではの南国ムードあふれる地となっています。

日本には数多くの見所あふれる世界遺産の地域が存在します。日本人の精巧な技術は、世界でもトップクラスであり、細やかな気遣いが行き届いた建築物は、海外の観光客からも絶賛の声があがっています。
日本を訪れる観光客は、今後ますます増えると見込まれています。世界遺産の観光だけでなく語学習得なども含めて、観光客が訪れやすい国であってほしいものですね。
海外の世界遺産もいいですが、まずは日本から知ることも大事ですよね。

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