ギリシャ世界遺産

ロードスの中世都市

ギリシャにはたくさんの島がありますが、その中でも世界遺産の観光地として、またリゾート地として有名なのが、ロードス島です。
日本ではロードス島と呼ばれていることが多く、ロードス島を題材にした漫画でその名を知っている人も多いでしょう。

ギリシャ世界遺産のロードスの中世都市は、飛行機かクルーザーの船で行くことになります。
ギリシャはトルコに近いということもあり、飛行機で行く方が近くて便利ということで、利用する人が多いようです。
空港からロードスの中世都市の中心であるロドス・シティまでは、リゾート地として高級ホテルが立ち並んでいます。
空港が島の海岸付近にあるため、その周辺がビーチとして開放されていることが多いからです。

一方、ロードスの中世都市の半分を占めている旧市街があり、そこは市街まるごと世界遺産に登録されているほど、大変見所のある場所です。
何と言っても街自体が12メートルの高くて厚い城壁に囲まれ、ロードスの中世都市をそのまま残した街並みは、訪れた人をタイムスリップさせたかのような気分にさせてくれます。
空港付近のリゾート地とは違う佇まいで、大変面白いです。

おしゃれなカフェやタベルナ、お土産屋さんも立ち並んでいますが、中世の旧市街にうまく溶け込んでいるのが大変興味深いです。
そもそもロードスの中世都市の街並みは、ロドス騎士団と呼ばれる聖ヨハネ騎士団が作ったものです。
ロドス騎士団はエルサレムから移住してきた騎士団で、医療関係の発展のために医療活動を開始したのがはじまりとされています。
その後、時代とともに騎士団は軍事的な宗教団体となり、数々の外部からの敵から身を守るため、また攻撃しやすいようにと旧市街を城壁で覆ったといわれています。

その騎士団の宮殿が、旧市街地にあり一番の見所でしょう。
宮殿といっても砦のような使い方をしていたので、豪華ではなくどちらかといえば重厚感があり地味な雰囲気があります。
この宮殿にはラオコーン像があり、こちらは必見です。
ギリシャの神、ゼウスが雷を持っている貴重な姿を見ることができます。

また宮殿から城壁の上を歩くことができ、旧市街や海、空港付近のリゾート地が一望でき、とても景色のいい場所です。
また騎士団の名残ともいえる場所、考古学博物館もあります。
ここはもともと騎士団の病院でしたが、その後博物館として一般公開されるようになりました。
有名なギリシャ世界遺産のロドスのアフロディテの像を見ることができますし、騎士団の記念品などを展示した元病室がそのまま見ることができる部屋もあります。

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