ブラジル世界遺産
サン・クリストヴァンの町のサン・フランシスコ広場
ブラジルの世界遺産はあまり知られているのが少ないかもしれません。しかし、実はたくさんの世界遺産が登録されているのです。 アマゾン熱帯多雨林をはじめ自然遺産が多いと思いきや、古都や遺跡といった文化遺産も数多くあります。

サン・クリストヴァンの町のサン・フランシスコ広場も文化遺産の一つになります。
サンフランシスコ広場があるのはセルジペ州の小さな町のサンクリストヴァン町です。世界遺産登録されたのは2010年と比較的に新しいものになります。
サンクリストヴァン町はブラジルでも4番目に古いとされる都市なのです。
16世紀から17世紀に作られたとされる広場で、広場の中には教会や修道院といったもので構成されています。
当時はセルジッペ州の中心都市でした。
都市間をつなぐ財政や交流の拠点としてとも重要な役割を担う地でもあり、植民地政策の司令部としても大事な場所だったようです。当時の国の歴史を語る上でも重要な土地になります。
しかし世界遺産に登録されるまでには紆余曲折がありました。
登録までの道のりは厳しいものだったようです。
否定的な評価を下りながらも登録が認められたのはかなり劇的な展開でしょう。そのような面も思いながら遺産を見てみたらまた違った面白さも感じられます。
遺産に登録されるだけの価値のあるものなのか、実際に自分の目で見て考えるのも楽しいかもしれません。
サン・フランシスコ広場は当時の時代の政治や宗教の中心となった地なので、
建てられている建造物もその権力を表すように聖堂や公邸と豪華なものです。
繁栄の象徴でもある建物が多く並んでいる様子は迫力があります。
バロック様式のサンフランシスコ教会や修道院は眺めてみても楽しめるでしょう。
スペインとポルトガルが統治されていた時代に建築されたので、ヨーロッパ風の建造物がブラジルでみれるというなんとも不思議な光景です。
ブラジルの空の下でヨーロッパを感じれるかもしれません。
サン・クリストヴァンはブラジル東部に位置しています。サルバドールから北に行った街です。
また海が近いためにリゾートとしても良いでしょう。
バスで移動してもかなり時間が掛かりますので、サン・クリストヴァンに行くには近くに宿泊地を決めたほうがいいでしょう。
サン・クリストヴァンには観光客も泊まれるホテルがあります。
上質なホテルでも安い料金で泊まれることができるので、世界遺産のある町に宿泊してみるのも魅力があることでしょう。