ブラジル世界遺産

サルヴァドール・デ・バイア歴史地区

かの有名な物語ロビンソンクルーソー。その物語の中で、ロビンソンが海賊に拉致されポルトガル船に救助されて最初に漂着したのがブラジル北東部、大西洋岸にある港湾都市バイーア州のサルヴァドールです。

サルヴァドールはバイーアの名前で広く知られているブラジルを代表する大都市のひとつです。
16世紀半ば、ポルトガルの入植者がこの地に到達し、サルヴァドール建設を始めました。その後すぐに砂糖と奴隷産業を中心とした主要貿易港として発展し、ブラジル初の首都となりました。ポルトガル領下のサルヴァドールの繁栄はその後およそ200年間続いたといいます。 1552年にブラジルで初めてのカトリック司教座がおかれ、今日に至るまでブラジルにおけるカトリック教会の中心地となり続けています。

17世紀にはオランダの侵攻を受け、オランダ領となった時期もありましたが、すぐにポルトガルによって奪還されます。18世紀にはリオデジャネイロへと首都は移されましたが、ブラジル独立運動の際には、活動の拠点となりました。

町は下の町と上の町に分かれており、現在では、近代的な白いエレベーターで上下の町を移動できます。大聖堂と政府関係の建物が高い位置にあり、建物のランクの高さを表しているとも言われています。ブラジル初の大聖堂や最古の医学校など植民地時代の建物が数多く残されています。植民地時代は奴隷産業が盛んだったためアフリカから移住してきた民族もおよそ8割と多く、アフリカ文化の影響も色濃く残っています。中でもカポエラといわれる格闘技の一種とカンドンブレと呼ばれるアフリカの宗教とカトリックを融合させたような独自の宗教はサルヴァドールを中心としています。

またブラジルのカーニバルでも有名なサンバの音楽はここサルヴァドールが発祥の地だそうです。サルヴァドールカーニバルはリオのカーニバルと違い一緒に踊ることのできる参加型であることで人々に親しまれ、高い人気を誇っています。

300以上もある教会もサルヴァドールの見どころの一つです。中でも、ジェズス広場の下に建つバロック様式の教会でバイーア州でもっとも美しい教会といわれているバジリカ大寺院は、内部の大祭壇の美しい装飾は素晴らしいです。それから奇跡の教会といわれるボンフィン教会は古くから、バイーアに暮らす人々の守護神としてあがめられ、ここで特別なリボンを手に巻き、お祈りをしそのリボンが切れると願いごとがかなうと言われています。

サルバドール最古の建築物の1つであるバーハ要塞も見逃せません。16世紀後半にサルヴァドールの町を守るために建てられた軍事施設である。内部は現在海洋博物館となっており、また現在は灯台としての役割も担っているようです。

都市の顔と歴史の重みを両方味わえるサルヴァドール、見どころ満載のこの地にカーニバルの時期に訪れれば、一味違った世界遺産の旅が味わえるのではないでしょうか。

国でさがす
イタリア
スペイン
中国
フランス
ドイツ
メキシコ
イギリス
インド
ロシア
アメリカ
オーストラリア
ブラジル
ギリシャ
日本
カナダ
スウェーデン
イラン
ポルトガル
ポーランド
チェコ
ベルギー
トルコ
オーストリア
ペルー
スイス
韓国
オランダ
ブルガリア
エチオピア
キューバ
アルゼンチン
クロアチア
ノルウェー
フィンランド
ルーマニア
ハンガリー
チュニジア
南アフリカ
モロッコ
スリランカ
アルジェリア
エジプト
タンザニア
インドネシア
ベトナム
コロンビア
オセアニア
南米
中米
西・中央アジア
東南アジア
中東諸国
アフリカ
旧ユーゴ
バルト三国
旧ソ連地域
中央ヨーロッパ
北欧
知られざる小国