オーストラリア世界遺産

パーヌルル国立公園

オーストラリア西部に位置する世界遺産のパーヌルル国立公園には、褐色の縞模様のあるゴツゴツとしたドーム状の地形が広がっており、それが大きな特徴となって異次元の世界のような景観を見る者に与えます。

縞模様になるのは、地層に水を吸収し保水性のある粘土層と多孔性のあるため水を吸収しても蒸発して水分が少なくなる砂岩層が層になって堆積しており、そのためその層によって微生物の繁殖する量が異なり、砂岩層に含まれる鉄分の影響もあって、褐色の縞状の模様が生まれていると言われています。
この特徴的な地形はオーストラリアの先住民族のアボリジニによって、バングル・バングルと呼ばれています。
また蜂の巣の模様にも似ているので蜂の巣の意味する英語のビーハイブとも呼ばれています。

パーヌルル国立公園は、良く知られているオーストラリアの西部の都市パースから約2000キロ離れた北東にあたる西オーストラリア州の北部のキンバリー地区にあります。
もう少し近い位置にある都市としては、ブルーム、ダーウィンなどがありますが、ブルームからは約850キロ、ダーウィンからは約1000キロも離れておりアクセス条件は決して良くありません。

陸路から行くには4WDの車で行くことが必要です。距離に加えて、4月から10月の雨季ではない乾季の季節でないと行くことが出来ません。
そのため観光の拠点としては、パーヌルル国立公園の北にあるカナテラという町がもっとも近く、ここから飛行機、またはヘリコプターによって空から観光するのがもっとも便利な方法でお勧めの観光方法となります。距離は約250キロです。

陸路で行けば、数時間から数日を要するツアーも用意されているので、パーヌルル国立公園の自然を間近に楽しむことができます。
パーヌルル国立公園内にはキャンプ場もありますが、設備は不十分なので食料など十分な準備をしていく必要があります。

不便な場所にありますが、それだけにパーヌルル国立公園には、景観の希少さや手つかずの自然がそのまま残っているとして1987年に国立公園に指定され、2003年に自然世界遺産に登録されました。
広さは24万ヘクタールあり、奇岩や渓谷が広がっています。縞模様の岩の景観はその内の4.5万ヘクタールを占めています。

パーヌルル国立公園は、場所が人里から遠く離れているため、それまでは先住民のアボリジニが知っているのみで、広く知られるようになったのはわずか30年前の1982年からであるからオーストラリアの最後の秘境と言われています。

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