オーストラリア世界遺産

ウィランドラ湖群地域

オーストラリアの自然と文化の複合世界遺産であるウィランドラ湖群地域は、オーストラリア南部にあるニューサウス・ウェールズ州の中の南西部に位置しています。
かつては、多くの湖があった湖水地域でしたが、今から約1.5万年前から2万年前の急激な気候の変更によって、乾燥して干上がってしまい、今は、わずかな植物のみが生育する乾燥地帯です。

そこは、昔、豊かな水を湛えた湖があったとは思えない砂漠のような荒れ果てた緑のほとんどない風景が24万ヘクタールにわたって広がっています。
このうち、3万ヘクタールの広さがマンゴ国立公園になって、観光することができます。

そこでは、貴重な動物のレッドカンガルーなどの動物観察やキャンプ、ハイキングを楽しむことができます。
このような環境のウィランドラ湖群地域が複合世界遺産として登録された理由は、この地域一帯が、かつてオーストラリア大陸が、まだ独立した一つの大陸となっていない時代の痕跡が残っていて地質学的に貴重な場所であること、及び3万年から4万年前の時代の人類の祖先が生活していた痕跡が残っているからです。
その痕跡には、石器類や貝塚の他、2005年に発見された約2万年前の人類の足跡があります。
その他にも、オーストラリア先住民のアボリジニの遺跡があってアボリジニの聖地にもなっていることから、その文化を見ることができるという理由も含まれます。

この複合世界遺産であるウィランドラ湖群地域の遺跡が一躍、世界的に有名となったのは、ここで人類が行った最初と推測される最古の火葬された女性の骨が発見されたことです。

ここウィランドラ湖群地域では、自然の見事な造形美を見ることができます。
それは、かつて、水を満々に蓄えていた湖が干上がってしまったことによって、乾燥した湖底の砂と粘土層が浸食されて出来た三日月形の壁のような砂丘が33kmの長さで続いている風景です。
その長さが長いことから中国の万里の長城に例えて、そのまま英語名にして「ウォール・オブ・チャイナ」と呼ばれています。

ウィランドラ湖群地域へのアクセスは、少し大変でオーストラリアの首都メルボルンから飛行機でミルデュラまで行き、後は未舗装の道路を車で行くより方法がありません。
距離は約100キロあります。
シドニーからは、飛行機でグリフィスへ行き、後は同じように車での移動となります。
個人で、レンタカーで行く場合は4WDで行く必要があります。
尚、大雨が降ると未舗装の道路があるなどの理由から観光のベストシーズンの春(3~5月)、及び秋(9~11月)であっても通行禁止になることがあります。

国でさがす
イタリア
スペイン
中国
フランス
ドイツ
メキシコ
イギリス
インド
ロシア
アメリカ
オーストラリア
ブラジル
ギリシャ
日本
カナダ
スウェーデン
イラン
ポルトガル
ポーランド
チェコ
ベルギー
トルコ
オーストリア
ペルー
スイス
韓国
オランダ
ブルガリア
エチオピア
キューバ
アルゼンチン
クロアチア
ノルウェー
フィンランド
ルーマニア
ハンガリー
チュニジア
南アフリカ
モロッコ
スリランカ
アルジェリア
エジプト
タンザニア
インドネシア
ベトナム
コロンビア
オセアニア
南米
中米
西・中央アジア
東南アジア
中東諸国
アフリカ
旧ユーゴ
バルト三国
旧ソ連地域
中央ヨーロッパ
北欧
知られざる小国