アメリカ世界遺産

レッドウッド国立・州立公園

レッドウッド国立・州立公園は、アメリカ西海岸のカリフォルニア州サンフランシスコの北部、オレゴン州に近い海岸線に沿って広がる森林地帯で、その距離は南北約80キロにわたっています。
この森林地帯には、希少で、かつ世界で最古と言われている常緑樹のレッドウッドが生い茂っていることから、レッドウッド国立・州立公園という名称の国立・州立公園となっています。

レッドウッドの平均の樹齢は、約500年、平均の樹高は約80メートル(20階から25階建てのビルに相当)と言われています。

昔は、このレッドウッドは、アメリカの北西部には広く、多く育っていましたが、無計画な伐採によって、現在はその大半が無くなりわずかに残るのみになってしまっています。

伐採が多くされたのは、レッドウッドが木材として耐久性がある上に、加工しやすいと言う特性があるので、住宅用の木材などとして、非常に適していたからです。その背景には、西海岸のゴールドラッシュという時期に居住用の住宅木材の需要が急増したことも大きな原因の一つです。

この希少なレッドウッドが、レッドウッド国立・州立公園では、樹木全体の約3分の1を占める多さで自生していることから、保護するために国立・州立の公園となり、更に1980年には世界遺産に登録されました。

尚、レッドウッドはセコイアと樹木の樹脂が赤味を帯びていることから、セコイアの通称となり、公園の名称になっています。

レッドウッド国立・州立公園内でもっとも高いレッドウッドは、高さが112メートル、樹木の幹回りが約13メートル強、樹齢は600年と言われ「ビックツリー」と称されています。
また、最高樹齢のレッドウッドは、2200年と推測されています。

そんなすごい樹木が群生している風景を、SF映画ファンなら思い出すかもしれません。
スターウォーズのエピソード6で森林の中の戦いの場面の撮影が、レッドウッド国立・州立公園で行われました。

この森を散策すれば、この巨大な樹木を育てた森の神秘に強いパワーを貰うことが出来るかもしれません。
また、この森にすむ多くの動物にも会えることができるでしょう。
あまりの高さの樹木に囲まれるので、小人にでもなったかのような異様な錯覚に陥る可能性もあります。

世界遺産のこのレッドウッド国立・州立公園の見どころはたくさんありますが、海岸沿いをドライブすると断崖絶壁の合間から見る海が見事な景観です。
また、エメラルドグリーン色の渓谷や50キロほど続くアベニューオブジャイアンツの曲がりくねった道からの風景も強く印象に残ります。

尚、ハイキングなどを散策する場合は、雨の多いところなので雨具の携帯は必須です。
アクセスは不便で、最寄りの大都市は、サンフランシスコで、そこからは車で約8時間もかかります。
ローカル空港があるので、それを利用した方が時間の節約になります。

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